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2014年2月23日 (日)

もののふの心・武道精神への回帰が望まれる

「もののふの道」(武士道)は、中世以降に発生した封建道徳といふ考えへ方があるが、決してさうではない。須佐之男命・日本武尊の御事績即ち神話時代にその淵源があり、「尊皇心」「祖先を崇拝する心」「父母に對する孝養の心」「名を惜しむ心」などがその内容となってゐる。かうした日本の傳統的倫理観念が、人並み優れて強い男子といふ武士(もののふ)に、節度・忍従・帰服・克己の心を付与した。

 

私宅近くに、開成学園といふ学校がある。有名私立学校で東大受験生のための学校のやうに言はれてゐるが、そんなことよりも、その学校の前を通ると時々、剣道の練習をしてゐる音が聞こえてくる。そのことが私には大変に嬉しい。

 

私自身は武道とは全く縁のない文弱口舌の徒である。小学校・中学校・高等学校教育で、正式科目として武道を教はったことはない。大東亜戦争敗北以後、「武の心・もののふの心・ますらをぶり」が否定され隠蔽され続け、学校における武道教育が制限されたからである。「チャンバラ映画」さヘ製作できなかった時期があった。

 

しかし武道教育の制限が日本の真の平和国家・道義国家にしたかといふと全く逆である。道義精神を喪失し、自分さへよければ他人はどうなってもいいといふ考へ方に陥ってゐる現代の青少年によって、凶悪無比なる犯罪が繰返されてゐる。軍と武を否定した「平和と民主主義の國・戦後日本」には、眞の平和も、眞の道義もなくなってゐる。もののふの心・武道精神への回帰が望まれる。

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