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2014年2月 1日 (土)

木村三浩氏の講演内容

一月十日に行われた『一水会フォーラム』における木村三浩氏の講演内容は次の通り。

 

「優秀な都知事が辞任せざるを得なくなったことに責任を感じている。米軍横田基地返還・軍民共用がこれで遠のいてしまう。私は大物と言われるような人間ではない。中間管理職のようなことをやっているから中物右翼。安倍首相の靖国神社参拝に対して、米国務省は『失望に値する』と出た。『失望』の解釈が色々出た。日本を取り戻すというスローガンを掲げた第一次安倍内閣で参拝できなかったので安倍氏は『慚愧の念』を持った。

 

四島一括返還は難しい。プーチンが再任されたこの時こそ話し合うべし。『引き分け』の中身を調べ、向こう側の言い分を尊重し、面積を等分する。四島一括ではなくてもっと柔軟に考えて取り返した方がいい。永久の固定化して帰って来ないよりそれが良い。

 

ロシアにも友人がいる。ウラジミール・ジリノフスキーさんと北方領土の議論をしてきた。ジリノフスキーは自由民主党の党首でプーチンと親しい。『日本政府が北方領土返還要求をしたら日本に原爆を落とせ』と言った人物。一九九三年のイラクで開催された国際会議で親しくなった。二〇〇二年日韓ワールドカップの日本での試合の時、丹波實ロシア大使(当時)がロシアのオピニオンリーダーを日本に招待した。ジリノフスキーが日本に来て帝国ホテルに泊まった。私はタス通信の支局長と親しかった。彼から『ジリノフスキーが来ている。電話してみたら』と言われ、電話をしたら『すぐ来てくれ』と言われ帝国ホテルで色々話した。一緒に京都に行って豆腐を食ったりして親しくなった。リップサービスはうまい。彼はロシア国内の日ロの融和・妥協勢力に対抗するために極端なことを言わなければならない。

 

ジャンマリー・ルペンのフランス国民戦線四十年大会に呼ばれて、ニースに行った。欧州三十か国から代表団が来ていた。四年前に東京の椿山荘で『世界平和をもたらす愛国者の集い』という国際的愛国者の連帯の大会を開いた。ヨーロッパ八か国十六人に代表が来た。靖国神社に参拝した。『ジリノフスキーは、肌合いが違うのでヨーロッパだけにしてくれ』と言われた。そのせいかどうかジリノフスキーとは没交渉になってしまった。

 

ハイル・ヘールイ前駐日ロシア大使にインタビューした。いずれ北方領土にビザなしで行かしてくれとロシアに交渉している。実現するまでそういう動きをしていきたい。

 

『一水会フォーラム』は平成の老壮会。左右の論客の勉強会。老壮会はわずか二年しか続かなかった。今これを平成の世に呼び戻すことができたらどうか。

 

『主権回復の日式典』に反対しても三日間ハンガーストライキをした。どう考えても主権はまだ回復されていない。五項目の建白書を提出した。『建国記念の日』を政府主催、総理出席でお祝いしてもらいたい。わが国が本当に独立を勝ち取ることが右翼運動の主眼。東西冷戦構造下、左が強かった。自主憲法を制定し、自分の國は自分で守らなければ駄目。『日米地位協定』すら改定できない。

 

ルース前駐日アメリカ大使に二度会った。ロシア大使の送別パーティの時、ルース大使に『広島に行った事に敬意を表し、長崎に行くべきだ』と言った。その後ルース大使に手紙を出した。公使から返事が来た。その後、新任のロシア歓迎パーティでもルース大使に会ったので、同じ要請をした。ルース大使は長崎に行ってくれた。私は非常に感謝した。

 

首都圏一都八県の上空には横田管制空域というのがある。日本の民間機は通ることができない。一部が民間に返還された。燃料代九十八億円のロスが省けた。占領状態が続いているという屈辱を何とかしなくてはいけない。石原慎太郎氏は『嫌米』と言った。横田基地を取り返す運動をしなければならない。アメリカとの友好を結びつつ日本国民の利益を守る。中国・韓国に対しても是々非々、自主外交を展開していかねばならない」。

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