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2014年1月 4日 (土)

『世界オピニオンリーダーズサミット』における登壇者の発言

昨年十一月十六日、舞浜アンフィシアタ-にて行われた『世界オピニオンリーダーズサミット』における登壇者の発言は次の通り。

 

ジェイムズ・アンドリュー・ケリー元米国務次官補「北朝鮮はユニークな政権を持っているが資源が無い。改革をしたくない。経済と資源の問題が重要。アメリカの国民は他国に軍を派遣することに飽き飽きしている。だから軍事費が減らされている。しかし他国よりはるかに大きい。九・一一は忘れられていない。世界の危険があることをアメリカ国民は分かっている。孤立主義になる可能性は低い。日米同盟が無くなる可能性は無い。世界の警察官という言葉をアメリカ国民は聞きたくない。日米の強固な同盟関係を続けるべし」。

 

ラルフ・コッサ氏(パシフック・フォーラムCSIS理事長)「北朝鮮は経済発展をするには核兵器をなくさねばならない。中国が北朝鮮経済の下支えをしている。経済と核兵器の両方を持つことはできない。アメリカは同盟国の危機には対応する」。

 

藤崎一郎前駐米大使「アメリカの国防省と国務省のトップが『尖閣をカバーしている』と言っているから何も起こらない。抑止力が大きい。昨日ケネディさんが着任したのは、アメリカの日本重視の証拠。北朝鮮は今の体制を引き延ばすことが最大目的。楽観主義が大事」。

 

伊藤憲一日本国際フォーラム理事長「オバマさんは大丈夫なのか。アメリカが孤立主義の戻ることはないのか。アメリカの世界の警察官としての犠牲を評価し、肩代わりできるところは手伝うというのが日本の立場と思う。これが積極的平和主義。日本も限られた努力であってもアメリカと協力して、世界の秩序を守るために努力すべきである。消極的平和主義とは一国平和主義のこと。ナチスドイツは戦略を立ててポーランドに攻め込んだ。日本は戦略不在で真珠湾攻撃を行った。日本にはリーダーシップが不在だった。御前会議では何の議論もしていない。海軍は負けると言っていた。首相として陸軍大臣として何のために開戦の議論をしているのか目的意識すらなかった。国民の平和を守るという根本的意識がなくなっていた」。

 

コリン・パウエル元米国務長官「日本の社会の強さ、経済の発展に感銘している。統合参謀本部議長はハードパワー。国務長官はソフトパワー。ハードパワーは必要な時のみ、ソフトパワーと組み合わせて使うのが大事。経済体制の効率性が大事。人間という要素が基本。私の両親はジャマイカから来た。私はハーレムに生まれた。次世代を育てることが大事。リーダーは部下の能力を最大限に引き出すことが大事。社会のために何をやるか、目的を持たねばならない。イラン・シリアは日本やアメリカにとって脅威ではない。日米関係は崩れない。アメリカは太平洋地域から離れることはできない。リーダーは楽観主義でなければならない。レーガンはそういう大統領だった。ソ連の共産主義は良くないと言い続けた」。

 

小池百合子衆院議員「日米同盟深化の舞台は整いつつある。日本は六年間に十人も防衛退陣が変わっている。日本はリーダーが変わりすぎるのが問題。女性自衛官は全体の五%」。

 

半田晴久世界開発協力機構総裁「本当のリーダーは努力を超えたところにある」。

 

ビル・クリントン元アメリカ大統領「人生には完全な成功も完全な失敗もない。明日が昨日と同じと考えるとくじける。小渕さんは素晴らしい首相だった。アメリカにとって日本とのパートナーシップは大事。安倍氏は抵抗を覚悟すべし。強硬にして謙虚であるべし。忍耐力を持って日本の経済成長を図るべし。若者の働く場を増やすべし。アメリカへの留学生を増やすべし。オバマの医療保険制度改革は良いことをしている。議会の人は冷静になるべし。日本とアメリカは防衛力で絆ができている。南シナ海の問題は悪い方向に向かっている。中国はどうやって近代化するかまだ思案中。領土問題は説得を続けねばならない。共通・共有の戦略に合意すれば、驚くべき結果が出る」。

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