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2013年11月18日 (月)

三の丸尚蔵館『美を伝えゆく―名品にみる二十年の歩み―』展

三の丸尚蔵館は,皇室に代々受け継がれた絵画・書・工芸品などの美術品類に加え,故秩父宮妃殿下のご遺贈品,香淳皇后さまのご遺品,故高松宮妃殿下のご遺贈品が加わり,現在約9,500点の美術品類を収蔵されていると承る。小生は時々拝観させて頂くが、来るたびに心洗われる思いがする。皇室は日本文化の創造と継承の中心である。有難き限りである。天皇国日本は真の意味の文化国家である。その意味でも萬邦無比である。

 

今日拝観した『美を伝えゆく―名品にみる二十年の歩み―』展は、「平成五年十一月三日に開館した当館は、今週で二十周年を迎えます。平成元年、昭和天皇の御代まで御物として皇室の所蔵品であった品々のうち、美術工芸品類約六千点余が、天皇陛下と香淳皇后から国へ寄贈されたのを契機に、それらを専門的に収蔵し、調査研究、保存、公開を行う施設として当館は発足しました。…皇室から託された日本文化の優れた作品を後世に伝えるという役目も担っています。作品の保存管理は、日頃のメンテナンスを進めながら、さらに専門技術者による修理事業を行ってきました…修理事業によって興味深い成果をもたらした名品の数々を通して、公開を支える保存事業の重要性を紹介します」との趣旨(案内文)で開催された。

 

「春日権現験記絵」高階隆兼筆 鎌倉時代、「萬國絵図屏風」八曲一双 江戸時代、「扇面散屏風」 俵屋宗達 江戸時代、、「群鶏図、紅葉小禽図」 伊藤若冲、「喪乱帖」 王羲之 唐時代、「藤原定家記文草案」 藤原定家 鎌倉時代、「薩摩焼透彫香炉」 十三代沈壽官 大正八年、などを拝観。

 

珠玉の名品と申し上げてよい作品が展示されている。定家や王羲之の書まことに貴重なものであろう。また、伊藤若冲の絵は本当に目を見張らせる美しさであり緻密である。天才というほかはない。

 

皇居東御苑には多くの人々が訪れていた。そろそろ黄葉が始まっていた。

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