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2013年11月20日 (水)

日本文化と現代の混迷

混迷の時期にある現代世界において、東西両文明の融合、物質文明と精神文化の調和、各民族宗教の融和による現代の救済を実現するために、強靱ではあるが柔軟性と寛容性に富む日本文化伝統が大きな役目を果たすと考えられる。さらに、日本の宗教的柔軟性・無限包容力は、地球上の様々な民族や国々や宗教や文化が互いにその独自性を保持しつつ融和し調和していくために大きな働きをするのではないだろうか。

 

 我ら日本民族は、アジアの中にあり、アジアの各地の文化を吸収して来た。そして日本へ輸出した国においてすでに衰退してしまった文化を今日においても温存させ発展させ洗練させてきた。今後もそうであろう。これまでの日本は外国から文化を輸入することが多く、外国へ輸出することは少なかった。今日の世界は、文化・文明そして思想・宗教が行き詰まりを見せ、混迷の時期を迎えている。こうした時期において日本は、これからは日本の文化的特質をによって世界的混迷打開のために貢献するべきであろう。

 それが『日本書紀』に記された神武天皇建国の精神たる「八紘為宇」の精神の真の実現であると確信する。

 たとえいくら今日の日本は混迷していても、現在および将来における日本の文化的使命を忘却してはならない。今こそ、神話時代から今日に至るまで続いている日本文化の融合性・包摂性を、政治・思想・教育・外交というあらゆる面において積極的に開顕していくべき時である。今日世界は新しい時代を迎えようとしている。それは日本の時代である。

 

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