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2013年11月 2日 (土)

明治維新と辛亥革命

明治維新は、植民地支配下にあった多くのアジアの国々に希望を与えた。欧米列強の植民地支配から脱却し、アジアの解放をめざした中国・インド・フィリッピンの先覚者たちは、日本の明治維新に注目し、それぞれ自国の独立と近代化のために、明治維新から学ぼうとした。

 

また、ロシアの南下=東亜侵略を防いだ日露戦争における日本の勝利は、有色人種が白色人種に勝利白人優位の観念を覆したということで、全世界の人々に精神的に大きな衝撃を与えた。

 

支那の康有為や梁啓超のような青年たちは、日本の明治維新に学んで中国の変革を成し遂げようとした。

 

康有為(清末・中華民国初の政治家、学者。列強の中国侵略に対して、日本の明治維新にならって変法自彊【へんぽうじきょう】の策をとなえた。光緒帝を擁して戊戌変法といわれる改革を企てたが、西太后らの保守派により失敗。主著「大同書」「孔子改制考」。一八五八~一九二七)は、『日本変改考』(明治維新以後のわが國の改革を詳述した本)という書物の中で「西洋各国が五百年で成し遂げたことを日本は二十年余りで為し終えた。中国の国土は日本の十倍以上あり、明治維新にならえば三年にして大略がなり、五年にして条理を整え、八年にして効果を上げ、十年にして覇業を定める」と言っている。(黄文雄氏『捏造された日本史』参照)

 

しかし、支那が近代革命を成し遂げ得なかったのは、中華思想(漢民族は世界の中心として諸国に君臨し、四方の国々はみな野蛮国で朝貢国家であるという思想)がその大きな原因であろう。

 

支那は、辛亥革命によって一君萬民の体制を破壊して近代化しようして失敗した。日本は、一君萬民の國體を明らかにすることによって近代化に成功した。この違いは一体どうしたことか。それは支那の皇帝は民を搾取し権力と武力で支配する存在であり、日本の天皇は、道義道徳・信仰精神に基づいて国家の祭祀主・精神的中核的統合者として君臨するご存在だからである。

日本と支那とは、根本的に国の成り立ちが異なるのである。このことを充分に認識するべきである。

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