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2013年10月27日 (日)

神話には時間を超えた永遠の価値がある

天皇は神聖なる御存在であるということは、天皇が天照大神の地上に於ける御代理であらせられるという「神話の精神」によるのである。また、天皇が日本國の統治者であらせられるのは、天皇が天照大神より日本國を統治せよと御命令を受けておられるという「神話の精神」による。それ以外に理由はないのである。古代から今日に至るまで様々な時代の変遷があったが、このことは決して変わることはないのである。日本天皇の無私の精神および神聖なる権威はかかる御精神から発生するのである。

 

「神話の精神」と言うと非科學的だとか歴史的事実ではないと主張してこれを否定する人がいる。しかし、神話は荒唐無稽な伝承ではない。神話において語られているのは、一切のものごとの生成の根源であり、古代人の英知の結晶であ。それは神話的真実なのである。

 

神話には日本民族の中核的思想精神・根本的性格(國家観・人間観・宇宙観・神観・道義観・生活観など)が語られている。そして「日本神話の精神」は、は西洋科学技術文明及び排他独善の一神教を淵源とする闘争的な西洋政治思想の行きづまりが原因となった全世界的危機を打開する力を持っている。

 

しかも日本民族の「神話の精神」はただ単に『古事記』『日本書紀』といった文献だけでなく、「天皇の祭祀」という「生きた行事」によって今日まで継承され語られているのである。 

 

神話には時間を超えた永遠の価値がある。日本民族の伝統的思想精神の結晶である神話への回帰こそがほとんど絶望的と言われている現代の混迷を打開する方途である。

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