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2013年9月 5日 (木)

稲村公望中央大学大学院客員教授の講演内容

八月十二日に行われた『一水会フォーラム』における稲村公望中央大学大学院客員教授が講演内容。

 

「哲学と文学が分からないと政治はできない。日本はマレイシアを応援しなければいけないのに、中国の工場を作った。アメリカの映画監督オリバー・ストーンは本日行われた外国特派員協会での記者会見で『アメリカは日本の原爆を投下する必要があったか』と問題提起した。日本人として何故、そういうことを言わないのか。日本からもそういう主張をすべきだ。

 

『國體の本義』は橋田邦彦が中心になって書いた。これを讀むと日本が強くなる。ハーバード大学で翻訳された。日本の認知は意外と高まっているのに、『悪いのは日本』と言う勢力があり、目の仇にされている。私たちの原理を見つけること。負け戦をしてはならない。思想的に日本は劣っていない。ファシズムは日本の國體に合致しない。日本には色々な価値観がある。呉善花は韓国に入国できない。あの人は大したもの。

 

科学技術を成り立たせる哲学を放棄しては駄目。人種的偏見は駄目。独自の神道原理が大切。外来文化を土着化させる力があるのが日本。欧米近代文明を土着化させる。金と個人が全てという新自由主義と戦う。日本は祭祀共同体。金融商品に実体は無い。自衛隊の新鋭艦『いずも』の進水式を行った。空母ではなく駆逐艦。三十ノットで走る。『出雲』という国は敵対者を取り込むという意味で大変素晴らしい。閉ざされた国ではなく外国人にも私たちの心を分かってもらう。

 

日本人が日本を忘れたら抜け殻の日本人になる。人と人との関係を大切にする。寛容と多元性が『和』。日本は個人の寄せ集めではない良い国。学問は国家社会に貢献するために学ぶ。アメリカの諜報員フェラーズ准将は日本と戦うと決めてから日本を徹底的に研究調査した。

 

アメリカ第三十一代大統領ハーバート・フーバーの『回想記』が一昨年出た。フーバーは、フランクリンルーズベルトは日本と戦争したい狂気の男と回想している。フーバーは日本との戦争に反対した。

 

奄美の日本復帰は私が小学生の時。今年で六十五年。外国支配から日本に復帰しようという戦後初の民族運動が行われた。

 

ヨーロッパ戦線で勝利したのはソ連。二千五百万の死者を出した。ポーランドは三百万、ドイツは六百万人が死んだ。日本人はアメリカで名誉白人。日本は戦争に負けたが一目置かれた。ルーズベルトは宣戦布告のない対日、対独戦争を始めた。真珠湾攻撃は奇襲ではない。『フーバー回想記』は日本で翻訳されていない。日本にとって都合のいい本科翻訳されない。翻訳されても絶版になる。

 

日本はバルト三国にもっとテコ入れすべし。北方領土は十九世紀末の線引きに戻せ。南樺太を返せと言うべきだ。日本は戦争末期ロシアに仲介を求めた。ロシアを信じる方が馬鹿。日本が和平を求めてきたにもかかわらずトルーマンは原爆投下を命令。アメリカの歴史の中で比較しようのない事実。『日本ははめられた』とフーバーですら言っている。フーバーはアイオワ州に生まれた。『回想記』執筆直後に急死。しかし日本ではいまだに『回想記』は出版されていない。私は反米ではないが、日本が一番大事。

 

吉田茂は晩年の昭和三十八年に慚愧の念にかられて次のように論じた。『私の内閣在職中…強く再軍備に反対し、かつその反対を貫いた…その後の事態に鑑みるにつれて、私は日本の防衛の現状に対して、大きな疑問を抱くようになった。…経済の点に置いては、既に…進んで後進諸国へ協力を為し得る状態へ達している。防衛の面においては何時までも他国の力に頼る段階は過ぎているのではないか。…日本内外の環境条件の変化に応じて、国策を改める必要を痛感する』(『世界と日本』番町書房)

 

ワシントンでの日本の影響力は無くなっている。中国と韓国の影響力が強まっている。安倍さんは靖國神社に参拝すべし。そして世界平和の祈りを捧げるべし。國體護持、国軍創設、萬民保育の三つの理念を実現することが大切。尖閣・沖縄をいかにして守るかについて明確な理念を持つ人々が集結するしかない」。

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