« 千駄木庵日乗九月五日 | トップページ | 千駄木庵日乗九月六日 »

2013年9月 6日 (金)

世界に誇るべき日本の素晴らしさ

日本伝統信仰の祭り主であらせられる天皇は多くのみ祭りを厳修され、国家の平安・国民の幸福・五穀の豊饒を神に祈り続けられている。そしてその祭り主たる日本天皇は日本国家の中心者として君臨あそばされている。これは世界に誇るべき日本の素晴らしさである。

 

日本国の君主であらせられ、祭祀主であらせられる天皇陛下そして皇室のご存在があってこそ、日本国は安定と平和が保たれるのである。今日の日本は醜い権力闘争が繰り広げられている。夢も希望もない亡国の淵に立たされているかの如き状況である。しかし、日本の傳統精神の体現者であらせられる天皇・皇室がおわします限り日本国は安泰である。

 

天地自然に神の命が生きているという信仰が日本の傳統信仰である。そしてその神々への祭祀主が天皇であらせられる。天皇を祭祀主とする信仰共同體が日本國の本姿である。それを現代において正しく回復することが、大切なのである。これが道義の頽廃が根本原因である現代の様々な危機的状況を打開する唯一の方途である。

 

人間が傲慢にも、自然や宇宙や人生を全て人間の作りあげた論理や科学研究によって説き明かこれを改造できるなどと考えたことが、美しい自然を破壊し、人類の生命をも脅かすに至った根本原因である。科学者の研究によって得られた知識が、どれだけ宇宙の真実に一致しているかを反省する必要がある。こういう疑問や反省を忘却した人間の傲慢さが今日の文明的危機を招いていると言えよう。しかし、日本民族は、既に古代において、人間のかかる傲慢さを反省し、自覚していた。

 

それが、古代日本人の『葦原の 水穂の國は 神ながら 言擧せぬ國…』という歌なのである。日本人は、あるがままの自然に素直に随順し、人間と自然は相対立する存在とは考えないで、人間が自然の中に入り、人と自然とは生命的に一体であるとの精神に立つ。

 

日本人は自然そのもののみならず、歴史からも「道」を学んだのである。わが国に伝わる『道』は歴史に現れているのだから、体系としての世界観や人倫思想基礎を人為的に『さかしらなる知識』をもって言挙し作りあげなくとも、日本の国の歴史の事柄・事実に学べばよかったのである。

 

歴史や自然を対立的にとらえて、論理や教条を振り回して自然や宇宙や人生や歴史の本質を説き明かそうなどという不遜な考えは持たなかった古代日本人の基本的な姿勢を、現代において甦らせることが必要なのである。

 

近世国学者が、外圧の危機に中で行ったように、古代日本の歴史精神として今日まで伝えられてきている『道』を、そのままありのままに学び、今日において明らかにすることによって、現代の危機を打開することが、我々の志である。

|

« 千駄木庵日乗九月五日 | トップページ | 千駄木庵日乗九月六日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/58135844

この記事へのトラックバック一覧です: 世界に誇るべき日本の素晴らしさ:

« 千駄木庵日乗九月五日 | トップページ | 千駄木庵日乗九月六日 »