« 千駄木庵日乗九月二十八日 | トップページ | 『ジャパンライジングさん主催勉強会』のお知らせ »

2013年9月29日 (日)

『現行占領憲法』の「天皇条項」について

天皇が現御神であらせられるということは、絶対無謬の全知全能の神であらせられるという事ではない。歴史的伝統性の体現者であられ、信仰共同体(祭祀国家)日本の祭祀主(神を祭る最も尊貴な方)てあられるということである。

 

近年、権力機構による天皇・皇室の政治利用、メディア報道における天皇・皇室に対する度が過ぎた報道が、天皇・皇室の尊厳性を冒瀆し、破壊しつつある。まことに以て憂えるべき事態である。

 

 

こうしたことの原因の一つは、やはり『現行占領憲法』が、歴史的連続性・伝統性の体現者、祭祀主、としての天皇の神聖性を全く無視し剥奪した上で、天皇を「日本国の象徴」「日本国民統合の象徴」と規定していることにあると考える。『現行憲法』の第一章「天皇条項」は、伝統的な現御神・祭祀主としての天皇および日嗣の御子の御本質・日本國體の真姿を正しく表現していない。大変畏れ多い言い方であるが、皇族の方々が政治家と官僚によって、非人間的な「操り人形」として扱われる状況は『現行占領憲法』にその原因がある。日本國體を正しく成文化した憲法を制定すべきである。そもそも大衆と同じレベルの「人間」が「国家国民統合の象徴」という地位になることは不可能である。その不可能を今まで可能にして来たのは、皇室の伝統性がまだ生きているからである。

 

 

歴史的連続性・伝統性を剥奪されたままで「象徴」などという地位になっているから、時が経つにつれて「象徴」という地位は卑俗化し、「開かれた皇室=皇室の大衆化」という言葉によって、益々尊厳性は隠蔽されるのである。

 

天皇そして皇室が国民を統合される尊貴な御存在ということは、天皇および皇室が神聖なる御存在であらねばならない。天皇そして皇太子(日嗣の御子)は、神聖なる御存在であらせられ、日本国の神聖なる祭祀主であり統治者としての御本質を回復することが最も大切である。現御神・祭祀主としての伝統的な天皇への回帰・天皇の神聖なる御本質の回復が第一である。

 

|

« 千駄木庵日乗九月二十八日 | トップページ | 『ジャパンライジングさん主催勉強会』のお知らせ »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/58284558

この記事へのトラックバック一覧です: 『現行占領憲法』の「天皇条項」について:

« 千駄木庵日乗九月二十八日 | トップページ | 『ジャパンライジングさん主催勉強会』のお知らせ »