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2013年8月27日 (火)

日本におけるナショナリズム

國家的危機においてはわが國は、天皇を中心とした國家的統一すなわち國體の本来の姿・あるべき姿に回帰する運動、そして天皇及びご皇室を中心にして「ますらをぶり」「剣魂」「もののふの心」が勃興した。これが日本におけるナショナリズムである。

 

 白村江の戦い・承久の変・元寇・建武中興・幕末・大東亜戦争の時期に起こった動きがその典型である。元寇の時には「神國思想」が謳歌され、欧米列強による侵略の危機に遭遇した幕末においては「尊皇攘夷思想」が謳歌された。これは一部の人たちによって意図的に「作られた」のではない。危機にさらされたときに必ず起こるわが國の伝統である。

 

 また、須佐之男命・神武天皇・日本武尊以来の日本皇室の武の精神・ますらをぶりは平安時代から明治の御代までの間断絶していたのではない。承久の変を起こされた後鳥羽上皇は御自ら、馬競べ・狩猟・水練・刀剣のご製作に励まれ、建武中興を断行された後醍醐天皇及び護良親王などの皇子方は率先して幕府方と戦われるなど、大いにますらをぶり・武の精神を発揮された。

 

幕末期のわが國のナショナリズム運動である尊皇攘夷運動は、孝明天皇の「戈とりてまもれ宮人こゝのへのみはしのさくら風そよぐなり」という「ますらをぶり」の大御歌にこたえたてまつらむとした多くの志士たちによって実行されたのである。

 

 西欧列強の侵略からわが國を守り独立を維持しなければならなかった幕末以来、大東亜戦争終結までの時期においては、民族的団結即ちナショナリズムが必要であった。

 

西洋の侵略に抗してわが國の独立を守り伝統を守護するために、日本國はナショナリズムの核として天皇を戴いた。そして、近代において独立を守り通した天皇國日本は、西洋列強の侵略支配にさらされたアジアの希望の星となった。

 

明治天皇は孝明天皇の大御心を継承され、わが皇室の道統たるますらをぶりを発揮された。

 

危機的状況を迎えた今日において、天皇を中心とする國體への回帰による危機突破という日本的ナショナリズムが勃興する。それがわが國の歴史伝統である。

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