« 千駄木庵日乗八月十五日 | トップページ | 千駄木庵日乗八月十六日 »

2013年8月16日 (金)

外圧の危機が迫った時こそ、国家民族の再生変革の好機である

 わが国は今日、文字通り内憂外患交々来たると言った危機に晒されてゐる。対外関係においては、ロシア・韓国に領土を奪はれ、共産支那からは尖閣・沖縄への侵略の危機が迫っている。さらに、支那・韓国はいはゆる歴史問題でわが国に対して内政干渉・圧迫が行はれてゐる。これにどう対処し危機を打開するか、今日のわが国にとってそれが最大の問題である。

 

一国の総理が、その国の戦没者を慰霊することを外国からの干渉で出来ないなどという事があっていいはずがない。しかし、わが国はさういふ状況に置かれてゐるのである。

 

しかし、悲観したり絶望したりしてはならない。何処の國の革命も変革も、洋の東西・時の今昔を問はず、外國との関連・外國からの圧力によって為し遂げられた。即ち、外圧の危機が迫った時こそ、国家民族の再生変革の好機なのである。古代日本の大変革たる大化改新も支那・朝鮮からの侵攻の危機下に行はれた。ロシア革命も日露戦争・第一次世界大戦の影響下に行はれた。明治維新もしかりである。

 

 

 

アメリカなどの西欧列強は、「征夷」の意志と力を喪失した徳川幕府の弱體化に付け入って、武力による圧迫を以て屈辱的な開港を日本に迫った。徳川幕府は、外圧を恐れかつ自らの権力を維持せんとしてそれを甘受しやうとした。

 

吉田松陰は、安政六年四月七日付の北山安世宛書状で、「独立不羈(ふき・束縛されないこと)三千年来の大日本、一朝人の覇縛(きばく・つなぎしばること)を受くること、血性ある者視るに忍ぶべけんや。……今の幕府も諸侯ももはや酔人なれば扶持(ふじ・そばにゐていたすけささへること)の術なし。草莽崛起の人を望む外頼なし。……草莽崛起の力を以て近くは本藩を維持し、遠くは天朝の中興を輔佐し奉れば、……神州に大功ある人と云ふべし」と書いた。

 

質の高い統合を實現してゐる國家に強大な外敵が出現した場合、民族的一體感・ナショナリズムが沸き起こるのは当然である。それが幕末期のわが大日本國であり神州日本である。

 わが國は今こそ、國家の独立と安定と統一を保持するために、日本の傳統と自主性をもっともよく體現する御存在である天皇を中心とした國家に回帰する維新を断行しなければならない。

|

« 千駄木庵日乗八月十五日 | トップページ | 千駄木庵日乗八月十六日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/57999733

この記事へのトラックバック一覧です: 外圧の危機が迫った時こそ、国家民族の再生変革の好機である:

« 千駄木庵日乗八月十五日 | トップページ | 千駄木庵日乗八月十六日 »