« 千駄木庵日乗七月九日 | トップページ | 千駄木庵日乗七月十日 »

2013年7月10日 (水)

「現行占領憲法」は制定当初から正当性がなかった

憲法は「不磨の大典」と言われるが、「不磨」であるべきなのは、「國體法」である。「政体法」は必要に応じて改正されるべきである。すなわち、天皇を君主と仰ぐ國體は絶対に変革されてはならない。しかし、政体は民の幸福のためになるのならどんどん変革すべきである。

 

今日、「現行憲法」の「三原理」が「不磨の大典」のように論じられている。近年各方面から出された「改憲草案」はそのほとんどが「現行憲法」の「三原理」を継承している。

 

しかし、「現行憲法」の「主権在民論」こそ、日本の國體を隠蔽し破壊する元凶である。「現行憲法」の「平和主義」こそ、日本の国防体制確立を阻害し日本国をして他国の属国たらしめる元凶である。「現行憲法」の道義精神不在の「人権論」こそ、国民の頽廃の元凶である。「現行憲法三原理」の否定なくして「憲法改正」にも「自主憲法制定」にもならない。

 

法治国家の国民である以上、法は守らねばならない。しかし、今日の日本は成文法の根幹たる「憲法」が正統性を失っているのである。現代日本の混迷と堕落と危機の根本原因の一つはここにある。

 

「現行占領憲法」は制定当初から正当性がなかったのである。それは、「現行憲法」が「帝国憲法」を改正したものだなどという自体が欺瞞だからである。天皇大権が占領軍の隷属の下にあった占領期間中の改憲は「摂政を置くの間之を変更することを得ず」という「帝国憲法」の条項に明確に違反しているのである。

|

« 千駄木庵日乗七月九日 | トップページ | 千駄木庵日乗七月十日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/57760059

この記事へのトラックバック一覧です: 「現行占領憲法」は制定当初から正当性がなかった:

« 千駄木庵日乗七月九日 | トップページ | 千駄木庵日乗七月十日 »