« 千駄木庵日乗七月二日 | トップページ | 千駄木庵日乗七月三日 »

2013年7月 3日 (水)

自由民主党の『日本国憲法改正草案』批判

本日行われた『憲法勉強会』に於いて小生は次のように論じた。

          ○

平成二十四年四月二十七日決定の自由民主党の『日本国憲法改正草案』は、その名の通り『日本国憲法』という名称の『占領憲法』を改正したものである。したがってその「基本理念」も「前文」も「条文」も、『占領憲法』の影を引いてゐる。「前文」の「国民主権」「平和主義」「基本的人権」という言葉は、まさに『占領憲法』に使用されている言葉である。

 

第一条の「(天皇の)地位は主権の存する日本国民の総意に基づく」は、「占領憲法」そのままである。これは、天皇を祭祀主と仰ぐ君民一体の日本國體とは絶対相容れない思想だ。

 

第二条の「(皇位は)国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する」は、「皇室典範」は勅定であるという日本の伝統に反している。

 

第三条の「国旗は日章旗とし、国歌は君が代とする」は、「国旗は日章旗であり、国歌は君が代である」とすべきである。成文法で決められる以前から国旗は日章旗であり、国歌は君が代であるからである。

 

第五条の「天皇は、この憲法に定める国事に関する行為を行い、国政に関する権能を有しない」という規定の「国事行為」「国政に関する権能」とは具体的にどういうことを言うのか。第六条・第七条に書かれている「天皇の国事行為」には「内閣総理大臣の任命」「最高裁長官の任命」「憲法改正、法律、政令及び条約の公布」「国会の召集」「衆議院の解散」「選挙の施行の公示」「国務大臣及び法律の定める公務員の任免の認証」などは「国政に関する権能」そのものでないのか。

           ○

以上、自民党の改憲草案は納得できないところが多い、と言うよりも、『現行占領憲法』の國體隠蔽を継承している。『現行占領憲法』の改正では駄目なのである。真に國體精神に基づく憲法を回復しなければならないのである。つまり『現行占領憲法』の無効を確認し、正統憲法たる『大日本帝国憲法』に回帰し、それを現代に合うように改正すべきなのである。

|

« 千駄木庵日乗七月二日 | トップページ | 千駄木庵日乗七月三日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/57713388

この記事へのトラックバック一覧です: 自由民主党の『日本国憲法改正草案』批判:

« 千駄木庵日乗七月二日 | トップページ | 千駄木庵日乗七月三日 »