わが国は「立憲君主国」である
今度の参院選で日本共産党は「日本国憲法をすべて護る」などと言っているが大嘘である。天皇陛下がご親臨される国会の開会式に欠席する共産党は、『現行占領憲法』第七条第二項の天皇の国事行為「国会を召集すること」に真っ向から挑戦し否定する行為である。
共産党の志位委員長は何故か「総理大臣」とは言わずに「首相、首相」という言葉を使う。加藤常賢先生の著書『漢字の発掘』によると、「相」の字は、助ける意味の字であり、君主の仕事を助ける意であるという。「臣」の字は、貴人の前でかしこまって目を伏せる様を象り、「伏目になった召使」が原義であるという。
『現行占領憲法』の規定されている「総理大臣・国務大臣」は、天皇の臣下であり、天皇陛下をお助けする存在即ち輔弼の臣なのである。わが国はまさに「立憲君主国」である。
これを否定したのが「大臣という呼称を止めるべきだ。一体誰の臣下ですか」などと言った後藤田正晴である。
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