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2013年7月25日 (木)

清水信次氏の講演内容 その二

昭和初年に世界大不況か起きた。高橋是清が財政立て直しをした。台湾は物資が豊富で、農業は二回収穫する。日本の植民地経営で農業を発展させ、学校や病院を作った。朝鮮半島は日本に厳しい。朝鮮は明治四十三年に統合。日清戦争までは、ロシア帝国が南下し、朝鮮を自分の統治下に入れようとしていた。中国は朝鮮を属領にしていた。日本は喉元に匕首を突きつけられた形。高宗との合意で日本と統一した。日本は朝鮮から物を奪ったりしていない。工業を興し、病院・学校を作った。朝鮮は台湾と比べて物資が豊かではなかった。山も禿山が多い。日本は朝鮮から得るものはあまりなかった。朝鮮のレベルを高めようとしてお金や技術を持って行った。朝鮮人は気位が高くて日本になじめない。高宗が亡くなって独立運動が起った。

 

盧溝橋事件は、北京郊外で夜間演習をしていた日本軍に中国軍が発砲。昭和天皇は不拡大をお命じになった。牟田口連隊長が戦線を拡大した。軍が下剋上。軍務局長の永田少将が惨殺された。五・一五事件で、犬養総理は家族の前で射殺された。昭和十一年の二・二六事件では、麻布連隊が首相官邸・朝日新聞を襲撃。八十二歳の高橋是清蔵相・渡部錠太郎教育総監が射殺された。近衛が『蒋介石を相手とせず』と言った。王精衛を連れ出して南京政府樹立。

 

福田赳夫氏は南京政府財政最高顧問として派遣された。蔵相兼日銀総裁のような仕事。『南京時代が一番楽しかった。やりがいがあった』と言っていた。岸先生に『生涯で一番楽しかったのは何時ですか』と聞いたら、『何にもない所で国づくりが出来た満州時代』と答えた。一番つらかったのは巣鴨の刑務所に入った時と言われた。日本は何故、山海関を越えて華北に入ったのか。国家として整理整頓して正しいこと間違ったことを確認しないといけない。

 

日本はアメリカの植民地以下。この関係を今後どうするのかが我々の責任。通信情報はアメリカが全てキャッチ。反米政治家は失脚させる。マスコミも影響される。このまま改憲して集団的自衛権をも認めるとどうなるか。アメリカの利権を守るために日本軍を出せと言われる。はっきり言えば日本は独立国ではない。日本は攻められれば存在をかけて戦うが、外地では戦わないようにすべし。私は反米でも抗米でもない。

 

三十台、四十代の今の政治家は明治以降の日本の歴史をどれだけ知っているか。特に昭和史をきちんと学ばないと将来を誤る。日本人ほど勤勉で正直でよく働く国民はいない。日本ほど安全で安心で清潔な国はない。中国と比べたら官僚も良い。

 

日本の政治家のレベルが落ちた。日本を古代ローマやエジプトのようにしてはならない。私はもうすぐ九十歳になる。居ても立っても居られない。心配だ。明治維新の時の吉田松陰・橋本左内・久坂玄瑞・坂本龍馬はみな二十代・三十代で死んでいる。今の政治家は命懸けで米中露に立ち向かってもらいたい。そうでないとあの戦争で死んでいった人たちに申し訳ない。靖国神社には朝早く一人でお参りすればいい。大挙してお参りするなんておかしい。心から英霊に祈りを捧げるのなら朝早く行くべし。

 

人類はこの百年で五十億人増えた。プラザ合意で日本の経済はガタガタになった。北拓、長銀、債券、山一、ダイエー、西友、セゾンが崩壊した。空も陸も海も通信もアメリカの管理下にある。アメリカと喧嘩できる国はない」。

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