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2013年6月13日 (木)

この頃詠みし歌

バスの中で我に鋭き眼を向ける中年男は何処のどなたか

虫の声も風吹く音もみなながらもののあはれの響きなるらし

霊園の若葉瑞々しく光りゐる梅雨の晴れ間の墓前法要

近代日本の歴史刻みし人々の御霊眠れる霊園に立つ

あまりにも醜く描かれてあはれなり大河ドラマの世良修蔵は

まるまると太りたる猫が薄目開け我を見つめつつ寝ころびてをり

飽食の時代なるかもまるまると太りし猫が餌食べてゐる

衰へたまふ母と共にぞ生きてゆく命の限り生きてゆくなり

前総統を獄につなぎて権力を謳歌する男を馬英九と言ふ

梅雨に入れど青空高く筋雲が真白にはしる爽やかさかな

父と共に病室にゐし人々は今頃如何におはすかと思ふ

看護士の心なき言葉今日もなほ忘れることなし月日経てども

怒りの念こみあげてくる夜の更けは筆とる腕(かいな)に力漲る

朝毎に一本の牛乳飲むことがならひとなりて漲る力

敵国に阿り領土を売り渡す老醜政治家その名は野中

静かにも余生を過ごせば良きものを利敵行為をする男あり

愚かにも老醜さらし利敵行為する男ありその名は野中

野中と古賀 その人相の卑しさよ 國売る輩は懲らしめねばならず

枯れし花をゴミ箱に捨てて蘇ることなき命を悲しみてをり

煙草吸はぬ日々の続けば臭ひすら嫌になりたり面白きかな

梅雨の朝子供らは列をつくりて登校す色とりどりの傘をさしつつ

やうやくに雨降りければうるほへる心となりて仰ぐ梅雨空

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