« 千駄木庵日乗六月四日 | トップページ | 千駄木庵日乗六月五日 »

2013年6月 5日 (水)

天皇帰一の國體を明らかにして、外圧の危機を打開すべし

これまでの日本は外圧を排除するために変革を行なひ、それが成功し、発展した。大化改新、明治維新はさうした変革であった。

大化改新は、白村江の戦ひがあっても、唐の文化や制度を取り入れ改革を行ひ、唐との対等関係を樹立した。明治維新は、攘夷が開国となり、鹿鳴館時代を現出した。それは攘夷のための開国であった。即ちわが国は西欧列強の侵略を排除するために西洋科学技術・近代資本主義を取り入れて近代化を遂げた。日清・日露戦争に勝利し、大清帝国・ロシア帝国によるわが国に対する圧迫と属国化の危機を排除した。

しかしその後、アメリカは、わが国に対する敵対姿勢を明確にして、外交的・軍事的に圧迫し続けた。そして遂に大東亜戦争に突入し、わが国は敗北した。

大東亜戦争後、わが国は戦時中の「鬼畜米英」から大転換して「アメリカ万歳」となり、『憧れのハワイ航路』が大ヒットする国になった。変はり身が早い。これが良いことなのか。日本の柔軟性・強靭性なのか。ともかく戦後はアメリカの事実上の従属国になった。そして、「繁栄」と「平和」を謳歌して来た。

しかし、いつまでもアメリカの従属国のままでいいはずがないし、国際情勢はそれを許さなくなってゐる。その上、共産支那による軍事的脅威が高まってゐる。

「天は自ら助けるものを助ける」といふ言葉がある。グローバル時代における「第三の開国」といふ危機を克服し乗り切るためには、祖国日本の回復、日本の道統の回復、日本国家・日本民族の総合的力量の回復が断行されねばならない。

対米自立・対共産支那の圧迫の排除を実現するには軍事的には「日本の核武装」しかないと思ふ。しかし、それは可能なのか。アメリカが容認するのか。

幕末期の『黒船来航』は、グローバリズムの威力だったと言はれている。確かにさうであったらう。その時、日本国民は朝野を上げて「国家意識」に目覚め、「尊皇攘夷」の精神で国家を確信し、その後、「尊皇開国」の精神で近代化を遂げ、危機を乗り切った。今の日本人も、明治維新そして遠くは大化改新に学ばねばならない。

今日わが祖国日本及び日本国民は、グローバル化の潮流に押し流されないために、そして共産支那・ロシア・南北朝鮮の圧迫に押し潰されないために、確固たる祖国愛・国家意識を回復しなければならない。

日本は外圧を克服するための変革を実現することによって発展してきた国である。明治維新・大化改新と同じやうに、国家的危機が迫る状況の今日こそ、祖国日本が飛躍しさらなる発展を実現する機会なのである。

皇室は、神代以来の悠久の歴史を有する。明治維新前夜の國家的危機に際して日本民族は、日本國家・民族としての一體感・運命共同意識中心に古代からの國家の統一者である天皇を仰ぎ國内的統一を達成して國を救はんとした。國民の同胞意識・連帯感、そして外敵に抗するナショナリズムの中心には天皇を仰いだ。徳川幕府を打倒し天皇中心の日本國本来の在り方に回帰する変革即ち明治維新によって日本は國難を打開した。

現代においても基本原理は全く変はらない。天皇帰一の國體を明らかにして、外圧の危機を打開しなければならない。

|

« 千駄木庵日乗六月四日 | トップページ | 千駄木庵日乗六月五日 »