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2013年6月28日 (金)

『呉竹会・アジアフォーラム』における園田博之衆議院議員の講演内容

六月二十五日に行われた『呉竹会・アジアフォーラム』における園田博之衆議院議員の講演内容。

「頭山会長は、私のオヤジにずっと仕えてくれた。私とウマが非常に合った。『日本維新の会』はバカに評判が悪い。私は国会に出て二十七年。自民党を出て、また入り、また出た。動機は一つ。政界再編をしなければこの国は駄目になると思っている。ポスト中曽根の安竹宮の総裁選で、中曽根裁定になり、竹下氏が指名された。安倍派幹部が嬉しそうに今まで戦っていた竹下氏の所にお祝いに行った。当時は、自民党の派閥の親分をしていれば順番で総理になれた。安倍晋太郎氏のみが病で倒れて総理になれなかった。社会党に政権を取られる可能性はなかった。大臣のポストも当選七回でなれなかったのは浜田幸一氏のみ。自民党は『自主憲法制定』という党是を忘れてしまっている。新党を結成した。しかし計算違いが起った。一緒にやっていた細川護煕氏が総理を引き受けてしまった。八頭立ての内閣はたちまちのうちに崩れた。

石原氏が橋本氏と手を結ぶとは夢にも思わなかった。総選挙では五十何人取った。参院選は大方の予想通り自民党が圧勝し、単独過半数を取る。自民党への不満の受け皿になる政党がなくなった。橋本発言は、維新の会がやろうとしていた事と別次元の事。橋下氏は意地っ張りでケンカ上手。敵をやっつけて今までにないリーダーとしてやって来た。女性軽視が最大の問題。石原氏が気に入らないのは、橋本氏が先の戦争を侵略戦争と言ったこと。タカ派集団と言われているが、石原氏はその上を行っている。橋本・石原両氏の論争に私は立ち会った。『侵略戦争ではなかったとは言えない』と橋下氏は言って譲らなかった。

参院選挙はどうなるか。安倍晋三総理は参院選挙後大変な目に遭う。アベノミックスは私も理解する。大胆な金融緩和と大型予算を組んだ。成長戦略。来春、消費税を三%上げないと、日本の国債は評価を下げる。金利が上がる。日本経済は瓦解する。何としても消費税は三%上げるべし。国民の所得が増えていないのに、物価が上がり、消費税が上がるという大変な状況になる。来春に、仕事が増え収入も上がるという方向に持って行かなければならない。安倍総理は、経済産業省の言いたいことを整理して言ったが具体性がない。農政を大改革すると言ったが、その手立ては何も示していない。それが見透かされて株価が下がり円高になった。しかし株価が高くなれば生活が良くなるわけではない。株は機関投資家が買っている。株価は実態経済とは関係ない。給料を増やすことが大事。

自民党は既得権益擁護集団。変える事が物凄く苦手な政党が自民党。維新の会はそれが出来る。成長戦略実行のためには原発再開しかない。これには相当反発がある。日本のエネルギーコストはどんどん高くなっている。足元を見られて高い油を買わされている。日本でモノ作りをしていられなくなる。安倍氏は、『ある程度の基準を満たしたところは稼働させてくれ』と言わねばならない。『G8でアベノミックスが理解された』と安倍氏は言っているが、もう一つ、『財政をきちっとやってくれ』と言われている。

いくら経費を削減しても介護・年金など社会保障全体の経費は減らせない。事業仕分けは自民党時代からやっていた。それでも自民党時代より民主党時代の方が、予算が増えた。社会保障制度の改革しかない。この制度改革をやり遂げれば安倍内閣は長期政権になる。参院選で自民党が大勝利し、対抗勢力がない状況になる。野党の合併しかない。民主党は十年経っても政権を奪還する政党にはなれない。民主党は分党し、官公労の人は社民党と一緒になる。残りの保守とみんなの党と維新の会が合併し、建設的野党を作る」。

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