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2013年5月22日 (水)

『アジア問題懇話会』における産経新聞特別記者・論説委員の湯浅博氏の講演記録

五月十八日に行われた『アジア問題懇話会』における産経新聞特別記者・論説委員の湯浅博氏の「安倍政権のグローバル戦略」と題する講演記録。

「核兵器のない日本の立ち位置は厳しい。第一次安倍政権は岸内閣が為し得なかったことをやった。防衛省昇格、教育基本法改正をやり遂げただけでも大したもの。安倍は戦後レジームからの脱却という使命感がある。改憲へ一歩踏み出そうとした。

外交面では、自由と繁栄の子というロマンを打ち出そうとした。価値観外交が第一次、第二次安倍内閣に続いている。安倍はインドとの接触を密にしている。中国が南インド洋に海軍のプレゼンスを高めている。

アメリカ経済の逼迫の中で、厭戦気分がアメリカ国民に非常に強くなってきている。それが政権に反映している。民主党は国防予算を粗末に扱っている。共和党も小さな政府を目指す議員が下院に増えている。来日した時のケリーの演説も型通りのことしか言わない。

『中国がもし尖閣に武力行使した場合、我々は自動的に入って行く』と米軍サイドは言っている。軍レベルでは日米の絆は強い。問題は大統領周辺の人。国防費の削減、厭戦気分、新たな紛争に尻込みする姿勢にシフトしてきている。日本の対中戦争に巻き込まれたくない。レーダー照射やロックオンの異常さについてアメリカ国内でも中国のおかしさは分かっている。しかし国力が疲弊している。

遠交近攻というやり方を安倍内閣は追求していくであろう。中国経済衰退論が大きくなってきている。それが日本の生存と外交に影響する。

韓国はアメリカの戦争にすべて参加している。アフガンに三千人出兵。ベトナムでも然り。韓国とアメリカは血でつながった関係。韓国は米議会対策に多くの金を使っている。ワシントン、ニューヨークに韓国コミュニティが拡大、そこに慰安婦像が出来ている。江沢民の著書に『日本を歴史認識で永遠に封じ込めよ』という言葉がある。外務省にすべてをお預けして、『外務省は何をやっているのだ』と憤る。しかし、現地の日本人が自分たちの問題としてやっていくべし。

中国系・韓国系アメリカ人が増えている。アメリカに対する宣伝工作は難しい。共和党の人も歴史認識の問題では聞く耳を持たない。日本が大陸に行ったことが問題であり、慰安婦は人権問題として拒否反応を示す。日本国内の反日勢力がこの問題に火をつけている。議会に日系人がいなくなる。日本の勢力は弱い。日本のメディアには左が多い」。

奥野誠亮氏は次のように語った。

「日本政府は積極的に声明すべきだ。従軍記者、従軍看護婦はあっても、従軍慰安婦なんかいなかった。軍の命令はありえない。けじめをしっかりしてほしい。後々の人が迷惑する」。

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