« 千駄木庵日乗五月十八日 | トップページ | 西村眞悟氏の発言と維新の会について »

2013年5月19日 (日)

『新しい憲法をつくる国民大会』における登壇者の発言

五月三日に行われた『新しい憲法をつくる国民大会』における登壇者の発言は次の通り。

清原淳平新しい憲法をつくる国民会議会長「武力で占領して自国民を入植させた地を植民地と言う。他国に従属しない外交権を持ち自らの國は自らが守る国を独立国という。植民地憲法には非常事態規定がない。非常事態が起ったら宗主国が対応する。植民地憲法には外交権がない。軍事権もない。一七七六年、アメリカ十三州がイギリスに勝利して独立。一七八八年、合衆国憲法が出来る。一八九八年、アメリカはスペインに勝ち、フィリッピンとグアムを獲得。ハワイも合併。フィリッピンに憲法を与え、軍政官を派遣して統治。マッカーサーが軍政官。一九四一年、真珠灣攻撃で日米開戦。昭和二十年『ポツダム宣言』受諾。同年九月、マッカーサーは連合軍最高司令官として厚木に到着。『大日本帝国憲法』に代わる憲法を作れ、と言った。東日本大震災で政府対応が遅かった。憲法に非常事態宣言がない。『大日本帝国憲法』にははっきり規定があった。植民地体裁の憲法を今の日本は持っている」。

高乗正臣平成国際大学副学長「第九十六条改正に焦点が絞られている。二分の一で発議できるようにということ。この議論が先行すると本末転倒の感を抱く。あるべき国家像を明確に描き明示して九十六条改正と並行して議論されるべし。そうしないと国民に不必要な疑念を抱かせる。①国家安全保障の規定、九条の改正。②わが国の国柄について。③人権保障と公益。この三つが大切。国民の生命財産と国家主権を守るのが憲法の役目。自衛権と国防軍を明確に規定すべし。天皇は、立憲君主としての地位を明記すべし」。

中川雅治参議院議員「自分たちの手で憲法をつくる態勢がおぼろげながら出て来た。憲法改正の必要性はかなり切迫している。冷戦時代には国防は米国に頼っていた。今日、わが国は独自の防衛力を保持する必要性に迫られている。國を守る意味をしっかりと認識した憲法にしたい。家族の絆を大切にする規定をつけたい。三分の二は高いハードル。自民党は憲法の全体像を出している。国民投票もある。二分の一に緩和すべし」。

桜内文城衆議院議員「『サンフランシスコ講和条約』で本当に主権を回復したと考えている人は少なかろうと思う。六本木にアメリカの軍事基地がある。九時を過ぎてもヘリコプターが飛び立つ。日本はまだ自立していない。自立を勝ち取りたい。九十七条は改正すべし。国民投票がある。『現行憲法』の『前文』は米独立宣言。ジョン・ロックの革命の信託説。社会契約論に基づく。理性万能主義。人間の理性を過信したため多くの人々が殺された。エドマンド・バークは『米独立宣言』こそ、民主主義であるとした。人間は間違えるものだから自由な社会、自由な選択が必要である。『保守するための改革』という言葉をバークはのこした。政府は国民の生命財産を守るために責任を負う。憲法は国家の権力を縛るもの。国民には国家に養ってもらう権利があるというのは間違え。国家への甘えは駄目。家族は社会構成単位とはしてはいない。しかし家族があって個人が生まれてくる。国が家庭を尊重するのは賛成。『前文』の平和主義は非現実的な共同幻想。統治機構のあり方が大事。政府の意思決定の仕組みも大事。国会は唯一の立法機関いうことを国会議員は分かっていない。大半の法律は役所が作って国会議員はハンコを押すだけ」。

小野次郎参議院議員「みんなの党は是は是、非は非。首相公選制にして首相がリーダーシップをとれるようにしたい。一院制が合理的。韓国は日本と同じ制度を作っている。地域主権型道州制も改憲しなければ無理。国民投票で脱原発を決めるべし。発議は予備なのだから二分の一で良い。決めるのは国民投票。戦後レジームからの脱却とは何か。貴族院に戻るのか。民主的警察制度である公安委員会制度をなくすのか。民間人が警察をコントロールしている。六十七年経過してもこの事は動かない。実利主義・実証主義に立って改正すべきは改正すべし」。

秋元司衆議院議員「発議は二分の一で良い。発議する立場で国民に提示する。最終的に決めるのは国民。現在の憲法は一九五一年に改正すべきであった。アメリカの統治下から主権回復した時に、自主憲法を制定すべきであった」。

|

« 千駄木庵日乗五月十八日 | トップページ | 西村眞悟氏の発言と維新の会について »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/57412425

この記事へのトラックバック一覧です: 『新しい憲法をつくる国民大会』における登壇者の発言:

« 千駄木庵日乗五月十八日 | トップページ | 西村眞悟氏の発言と維新の会について »