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2013年5月31日 (金)

日本傳統信仰への回帰と一神教

最近、旧約聖書・コーランを読みました。「旧約聖書」の物語がこれほど面白いとは思いませんでした。しかし、言うまでもありませんが、コーランも聖書も日本神話の物語と比較すると相当に戦闘的であり、神の怒りとか復讐とかが凄まじく描かれております。また、砂漠地帯に生まれた神話ですから、やはり乾いております。心休まるみすみずしさは不足しています。

しかし一神教が、欧米・中東そしてアジア、つまり殆ど全世界に広まり、多くの人々が信仰しているという事実はすごいものです。日本伝統信仰は、世界宗教になり得るか否かというのは難しい問題であります。日本神話はやはり山紫水明麗しく四季の変化が規則正しい日本という素晴らしい国で生まれたものであります。厳しい自然環境に生きる人々には融合しないのかとも思います。

しかし、闘争戦争を絶え間なく繰り返している一神教の世界に対して、自然と祖靈を神と拝ろがむ神道の精神がその闘争性を和らげる原理となり得るという希望を抱いております。回教徒やユダヤ教徒が伊勢の神宮に来て大感激したという話を何回も聞いたことがあります。
ただし、今日の日本の荒廃した状況を見ると、まずもって日本人自身が、日本傳統信仰に回帰しなければなりません。

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