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2013年4月 3日 (水)

維新について

「萬葉集」を読んでゐますと、あの時代は現代日本とよく似てゐることを実感します。萬葉の時代は決して平穏無事な時代ではありませんでした。内憂外患交々来たるといった大変な危機の時代でした。また、その危機を乗り越えやうとする大変革・大建設の時代でした。

まず、國體の危機がありました。壬申の乱といふ天智天皇の皇子・弘文天皇と天智天皇の弟君天武天皇との戦ひの勃発です。これは南北朝の争乱以上の危機でした。その前には、大化改新といふ蘇我氏の専横を打倒し天皇を中心の統一国家を建設する大変革がありました。対外関係においても、白村江の戦ひがあり、唐新羅連合軍のわが國への侵攻の危機がありました。

今日の日本もまた、皇室典範改正問題といふ國體の基本に関する問題が起こってゐます。また、共産支那と朝鮮からの外圧が激しくなってゐます。また、内政面では『維新』が叫ばれてゐますが、その維新なるものが如何なるものなのか明確ではなく、果たして日本を良くする維新なのかよく分かりません。

萬葉集の時代即ち白鳳・天平の時代は、日本の國體精神を明確にすることによって国家的危機を乗り越え、やがて平安時代といふ文字通り平安の世を迎へました。明治維新も國體を明らかにすることによって国家的危機を乗り越えた大変革でした。

今日の日本も、天皇を祭祀主と仰ぐ日本国の真姿に開顕する事によって、危機を乗り越えていかねばならないと思ひます。また、必ず乗り越えることができると確信します。それが真の維新です。

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