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2013年1月24日 (木)

自然の中に神の命を観るという信仰精神の回復を 

混迷する現代日本は、文字通り内憂外患交々来り崩壊の危機にある。麗しき日本の自然は破壊されつつあり、人間の命すら科学技術文明・機械文明によって蝕まれつつある。

こうした文字通り「亡國的状況」を打開するには、日本人が古来抱いて来た自然の中に神の命を観るという信仰精神を回復しなければならない。 

日本国土の自然も實に美しい。山・川・海の景色は實にすばらしい。四季の変化も規則正しく、気候も比較的穏やかである。しかし自然は、時に、一昨年の大地震のように、ものすごい猛威をふるい、人間に襲いかかって来る。そして人間の命を奪い、生活を破壊する。

日本における科学技術の進歩とその利用は目を見張るものがある。現代社会の快適な生活は、その科学技術によるものである。しかし大自然は、時としてその科学技術によって成り立つ人間の快適な生活をも一瞬にして破壊する。そして人間は、悲惨に状況に追い込まれる。

これだけ文明が発達し、科学技術が進歩した、その恩恵によって成り立っている現代人の生活は、自然の猛威によってもろくも破壊され、多くの人々が惨禍に喘ぐこととなる。科学技術が進歩しているが故になおさら惨禍がひどくなる。

われわれは、自然および科学技術文明との付き合い方を今一度深く考えなおすべきである。麗しき自然に恵まれつつも自然の脅威にさらされる日本民族、科学技術を巧みに使いこなして来た日本民族は、そういう使命を帯びていると思う。

戦後半世紀以上にわたって、物質至上主義・営利至上主義・快楽主義に汚染され続けてきた日本及び日本國民の頽廃を救うには、日本の傳統精神・國家観・人間観を回復する以外に道はない。

我々國民が愛するべき國、尽くすべき國とは、単なる権力機構でもないし利益共同社会でもない。信仰と信頼と正義と愛と真心によって結ばれた精神的道義的共同體なのである。我々は正しき國家観に回帰し、日本國を道義國家として新生せしめねばならない。

そのためには、「現代に生きる神話」たる<天皇の祭祀>を根幹とした瑞穂の國日本の回復しかないのである。古来日本の変革思想は、祭政一致の理想國家への回帰がその根本にあったのである。具體的に言えば、政治権力を掌握した人のみならず我々國民一人一人が、天皇が神をお祭りになるみ心、そして、農を大切にされる御心を、道義的倫理的規範として習い奉るということである。それが理想的な國家實現の基礎である。

権力國家としての側面のみになってしまっている國家の現状を改革し、天皇中心の信仰共同體としての「瑞穂の國日本」を回復せしめることが今日における國家変革即ち維新なのである。永遠の維新を繰り返す日本國は永遠に不滅である。上に祭祀主日本天皇がいますかぎりは、現代の危機を見事に乗り切ることができると確信する。

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