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2013年1月10日 (木)

この頃詠みし歌

寒の雨に濡れつつ歩む夜の街わが街ながらさみしかりけり

ひ孫の手握りて喜ぶわが母は今年九十三となりたまひたり

現御神わが大君は清らけき御声でみことば宣らしたまへり(皇居新春参賀)

雲一つなき大空の下にして聖壽萬歳高らかに唱ふ(同)

大君は歓呼の声に御手振りてこたへたまへり天つ日の下(同)

日の神の御子としてこの国に天降り今民草に御手振りたまふ(同)

月照りて心のどかになりにけり新しき年を迎へたる夜

家出でて街を歩めば風寒く正月三日の夜静かなり

朝毎に餅を食すを楽しみて新春の日々過ぎてゆくなり

われを見て道をそらせし人のゐてああ切なくも悲しかりけり

真心を込めし手紙を無視されてああ切なくも悲しかりけり

ロシアとの戦ひ長く続きたるフィンランドの民を思へり(『森と湖の国―フィンランド・デザイン』展)

クリスタルガラスの光り清らかにフィンランドの民の心か(同)

言霊のさきはふ國のおほやまと強き力に栄ゆくべし

放火犯を政治犯とて日本に引き渡さざる隣国を厭ふ

春を待つ心に仰ぐ日輪は朝の大空に照り輝けり

昇り来し大日輪に真向かひて祝詞唱へる朝(あした)すがしき

鳥鍋を食してうれしきこの夕べ動坂下の古き店にて

大きな荷物引きずりながら寒き夜を道歩み行く老いし人ひとり

宴終へ酔ひたるままに坂道を下りゆきつつ歌うたひたり

空を覆ひし雲何処へか消え果てて日輪眩しく輝きにけり

洗濯物干しつつあれば雲晴れて日輪輝く初春の空

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