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2012年11月30日 (金)

小沢一郎は光輝ある日本の歴史を貶め、皇室を冒瀆する政治家

江上波夫氏の「騎馬民族征服説」なるものは、「大陸北方系の騎馬民族の一派が四世紀前半に朝鮮半島からわが国の北九州に侵入し、さらに畿内に進攻して四世紀末から五世紀前半に大和朝廷の政権を樹立したという説である。

この「学説」が成り立つためには、古墳時代の西日本に騎馬民族の痕跡が残っていなければならないはずだが、その実例はない。大陸の騎馬民族は馬を飼いならす為に去勢したが,日本で出土した馬にはこのような痕跡がない。

朝鮮の騎馬集団の古墳には、轡と鐙が集中的に副葬されているが、同じ時期の日本の古墳は古墳群内の一基のみに馬具が副葬されている程度であり、当時、武装した重装備の騎馬軍団は日本には存在していなかったのである。前期古墳文化には、大陸的色彩が希薄であるという考古学的事実によって、騎馬軍団が日本を征服したという説は成り立ち得ない。

そもそも日本を征服するほど多くの騎馬軍団が、どうやって日本海を越えてきたのか。ずっと後の時代の「元寇」でさえ失敗したのに、古代においてそのようなことは不可能であったろう。

江上波夫氏は、北九州に侵入して来た騎馬民族の一派の王が崇神天皇であるとする。崇神天皇の和風諡号である「ミマキイリヒコ」について、江上氏は「ミマキ」を「ミマ+キ」にわけ、「キ」は都城を意味し、「ミマ」は、任那(みまな)の「ミマ」、「ナ」は土地であるから、「ミマキイリヒコ」とは、「任那の王城にいた王」という意味だとする。しかし、「み(美称)+真木(樹木の美称)」で、「ミマキ」とは神木・聖樹・呪木を意味するといふのが定説である。語義上も、「騎馬民族征服説」は受け入れられてはいない。つまり、崇神天皇を任那の王とすることは短絡的である。

太古より、朝鮮半島南部と北部九州との間で、交流があったであろう。お互いに影響し合ったであろう。馬の一頭や二頭は朝鮮半島から日本に持ち込まれたであろう。しかし、「古事記」「日本書紀」に一行の記述もない騎馬軍団の日本来襲などというのは全くあり得ないことである。

古代において日本列島に、海を越えて他の民族が渡って来たことはあるであろう。しかしそれは日本民族に融合し、同化したのであって、日本民族を征服したのではない。もしも日本民族が他の民族に征服されたのなら、日本民族は滅亡し、日本語もなくなり、日本文化の消滅したはずである。

さらに、当時の北東アジアのことを克明に記録した支那の史書に、「大和朝廷の始祖が騎馬民族国家であり、朝鮮半島から九州に渡来し、そして近畿に来た」ということは一切記されてない。

また、古代日本の大和朝廷の「始祖」が、朝鮮半島からの侵入者であったとすると、日本語は滅ぼされ、朝鮮語が通用するようにならなければならない。しかしそのような事実は微塵もない。『古事記』『日本書紀』『萬葉集』はまぎれもなく日本語で書かれている。朝鮮語で記されて古文献は一つもない。このことを見ても、古代日本が朝鮮から侵入してきた騎馬民族によって征服されたという説は成り立たない。つまり、騎馬民族の王が組織的に多数の騎馬軍団を率いて日本にやってきて征服王朝を立てるということはなかったのである。

太古及び古代の歴史は、資料が乏しいために、色々な空想や推測を行って自説を展開する人がいる。小沢一郎氏は、自ら言っているように学術書は読まないで、そうした空想的な歴史に関する書物を読んで、「日本は騎馬民族に征服された、日本皇室の祖先は韓半島から来た」など言っているのだ。しかも、韓国に出かけて行って、それを吹聴するというというのは、文字通り売国的所業である。

考古学的に何ら証明されず、定説にもなっていない空想とも言って良い「説」を、滔々と韓国で論じた小沢一郎という人の常識を疑う。韓国に媚び諂ったとしか言いようがない。
 一つの民族が他の民族を征服するということは、征服された民族の文化とりわけ言葉を奪うということである。「騎馬民族が日本を征服した」ということは、日本民族は、騎馬民族に言葉を奪われたということになる。しかし、そういう事実はない。つまり、騎馬民族が日本を征服したというのは嘘出鱈目なのである。

こういう「説」を持ち出して、韓国に対してリップサービスを行った小沢氏の姿勢は売国的と言われても仕方がない。まして、天皇御陵の発掘を宮内庁が許さないから謎が解明できないなどというのは、皇室の尊厳性を侵害する発言である。

こういう政治家が権力を握ることは断じて許せない。

光輝ある日本の歴史を貶め、皇室を冒瀆する政治家=小沢一郎が主導する勢力を殲滅しなければならない。

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