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2012年11月27日 (火)

村井友秀防衛大学教授の講演内容

『昭和経済研究所・日台文化協会共催セミナー』における村井友秀防衛大学教授の講演内容は次の通り。

「国家成立の基本三要素たる国民・領土・主権を害する国が一番の敵。国民・領土・主権を侵害するにはそれなりの大きな軍事力を持っていないと出来ない。戦争とは隣国とする。遠い国とはしない。日本の隣国は、東がアメリカ、北がロシア、西は中国、南は台湾。日本の国家三要素を侵害する能力があるかどうかが問題。ブルネイには無い。

能力×意志=脅威。アメリカ・ロシア・中国には日本の息の根を止めるほどの破壊力・能力がある。二百から四百発の核兵器がある。宅急便で核兵器をホワイトハウスに送られるのが一番困る。アメリカに送られて来るコンテナは全品チェックされる。

韓国の軍事態勢は北との戦争に備えている。アメリカ製のミサイルを持っている。射程は三百キロに制限されていたが、今は八百キロになっている。東京には届かない。北京・上海には届く。台湾には日本を攻撃する能力なし。アメリカが日本を核攻撃する意志はゼロ。ロシアが日本を攻撃すると明言したことはない。中国が日本にとって一番の脅威。敵として存在する。

政府より国民の力が強いのが民主主義。文民統制とは、軍より政府の力が大きいこと。民主主義国家は奇襲攻撃が出来ない。

平和を愛する者は戦争を準備しなければならない。自衛隊が前面に出て戦うことがアメリカを呼び込むことになる。集団的自衛権は正当防衛で考えるべし。他人が急迫不正な攻撃をされた時に助けることが集団的自衛権。権利ではなく義務。

中国とアメリカの軍事力は天と地ほど違う。中国が勝つことはあり得ない。戦争に勝つとは、損害が許容限度に達する前に戦争目的を達成すること。

国内指導者の交代は国内問題。国益の関係には影響なし。国として行動する時誰が指導者になろうと変わらない。変わるのは共産党政権ではなくなった時。

アメリカはその地域のナンバーワンを叩く。日本の軍事力拡大は、日本の評価を高める。防衛大生が東大生よりも頭が良いと世間の人が思うようになったら、クーデターが起こる可能性あり。しかし、その可能性は非常に低い。ケネディが言ったように、自分が国に何が出来るかを考えるべし。今これが求められている」。

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