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2012年11月29日 (木)

北朝鮮の本質

北朝鮮問題を論ずる時、北朝鮮の本質について正しい認識を持つことが大前提である。そもそも北朝鮮は「国家」と言えるかどうかさえ怪しい。「国家」とは、民主的な手続きによって選出された国民の代表者によって法律に基いて統治されているのが「あるべき姿」である。

ところが北朝鮮は、金日成が死んだ後、どういう民主的法律的手続きを経て金正日が国家の最高権力者に選ばれたのかさえまったく不明である。金正日は、ただ金日成の息子だから後継者になったのである。そして、その金正日が死去したら、今度はその息子が最高権力者になったのである。三代にわたる独裁専制国家なのだ。こんな国は世界を見渡しても何処にも存在しない。

金日成はソ連軍とともに朝鮮半島北部にやって来て、その地域の支配者になった。当時はまさにソ連の傀儡であった。金日成は民主的手続きを経て、国家の指導者になったのではない。そして、一九四八年(昭和二十三年)、朝鮮半島全体で民主的な選挙を実施しようとしても金日成はそれに応じなかった。そして南だけで選挙が行なわれ、李承晩が初代大統領に選ばれた。だから本来的には、朝鮮半島における唯一の正統政府は大韓民国のみなのであって、金日成政権は北朝鮮を軍事占領している集団に過ぎないのだ。

そればかりではない。一九五〇年(昭和二十五年)六月二十五日午前四時過ぎ、金日成軍は、突如三十八度線を突破して侵略を開始し、ソウルを火の海にして、二十八日にソウルを占領した。この金日成軍による韓国侵略によって三百万人が犠牲になった。

この戦争で、金日成軍及びそれを支援する共産支那軍と戦ったのは国連軍である。そして、一九五一年二月一日、国連総会は共産支那を侵略者と決議した。

しかも、この戦争はまだ終わってはいないのだ。一九五三年(昭和二十八年)に「休戦協定」が結ばれているだけである。つまり、北朝鮮の盤距する政権は今日でも侵略者であり正統性がないのである。

朝鮮戦争の時、わが国内において、侵略者=北朝鮮・共産支那を支援し、北朝鮮・共産支軍が勝利し朝鮮全土を支配下に置くと同時にわが国をも共産化しようとするために武装闘争・火焔ビン闘争を展開したのが日本共産党である。日共こそわが国における最初にして最大の北朝鮮支援組織だったのであり侵略者の手先だったのである。私の学生時代「民青」の連中は、「イムジン川水清く」などという歌を歌い、北朝鮮を天国のように宣伝していた。

北朝鮮問題を論ずる時は、国際テロ国家であり、人さらい国家であり、ならず者国家であり、無法国家であり、独裁専制国家であるという北朝鮮の本質をよくよく見極めなければならない。あの国はまともな国ではないのである。この事が最近忘れられようとしているの危険な兆候である。そしてこの北朝鮮と同じ体質を持つわが国の政党が社民・共産なのだ。

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