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2012年10月 2日 (火)

猪瀬直樹東京都副知事の講演内容

九月二十四日に行われた『呉竹会・アジアフォーラム』における猪瀬直樹東京都副知事の講演内容は次の通り。

「南鳥島・小笠原・沖ノ鳥島・硫黄島は全て東京都。環境調査のノウハウを東京都は持っている。中国から見ると、日本列島に出口を塞がれている。我々から見ると津波を防いでやっている。

昭和十六年、若手官僚や軍人が集まり模擬内閣を作って日米戦のシュミレイションを行った。三、四年で日本が負ける、ソ連の参戦も想定。『デイリーテレグラフ』の記者が『太平洋大戦争』という本を書いた。緻密で正確な本。

自衛隊の駐在武官は自衛隊に直接報告できない。諜報活動をしてせっかく見つけた情報を外務省に送る。

一八八六年長崎事件が起こった。当時世界最新鋭艦と言われた清国の『定遠』に乗り組んでいた清国の海軍兵士が長崎市に上陸して大暴れした。一八九四年に日清戦争が起った。一八九八年の米西戦争の結果、フィリッピンをアメリカが領有。

一八一一年(文化八)に国後島で捕らえられ、北海道松前で二年余にわたって拘禁生活を送ったロシア提督ゴロウニンが記した手記『日本幽囚記』には『日本人忍耐強く、世界で最も聡明な民族であり、勤勉で万事に長けた国民』であると書いた。

トロイアの遺跡を発掘したシュリーマンは、慶応元年(一八六五年)に日本を訪れた。彼は自著に『清国では船頭に船賃を四倍取られたが、日本の船頭は規定通りしか受け取らなかった』と書いた。中国人はイオンを襲撃、略奪した。民度の問題。

清国は『定遠』という立派な船を持っていても操り方を知らなければ勝てない。日本は勝った。日本は賠償金でましな軍艦を買った。フィリッピンの基地を奇襲されたらアメリカは手も足も出ない。日本脅威論が起った。日本も次の脅威はアメリカだと思うようになった。

中国は海の戦争をしたことがない。戦後日本は歴史や戦争の勉強をして来なかった。外国は日常的に戦争史を学んでいる。

第一次大戦は四年間毎日殺し合いをした。毒ガス、飛行機などが使われた。二千万人が死んだ。殺戮の四年間。要するに地獄。EUが生まれたのもこういう流れがある。日本は総力戦を体験しなかった。海軍はグローバルスタンダード。過去の歴史は戦争の歴史。黒船以来の百五十年は太平洋の覇権を誰が握るかの歴史だった。自衛隊は中国より戦力が上。

管さんは総理就任後一か月経っても三軍の長に会っていないことが石破さんの質問で分かった。敵から見れば民主党内閣は弱いと分かった。田中真紀子の旦那を防衛大臣にした。敵は今がチャンスと思った。玄葉外相は媚を売っているだけ。国有化は中国では言語の響き方が異なる。その結果がイオンが襲撃されるような事態。

中国人は反日教育を受け、日本人の若者は歴史を知らな過ぎる。東京都は江戸から現代までの歴史を必修にした。

国有化したらこういう反発がある、それにはこういう対処をするという戦略が立っていない。官邸の威光が無い。役所が言う事を聞かない。米中韓が政権交代する前に総選挙をして新政権を作るべし」。

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