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2012年10月 7日 (日)

『憲法懇話会』の討論内容

本日の『憲法懇話会』の討論内容の一部を報告する。

         〇

「軍の統帥権の源は元首である。軍旗は全て元首が兵に授ける。帝国憲法十一条の「天皇は陸海軍を統帥す」は統帥の源泉を述べたもの。軍・兵力の移動撤収の決定権は、行政府の最高責任者(わが国では内閣総理大臣)にある。兵力発動が決定された後、作戦・用兵の指揮命令は軍事専門家即ち参謀本部もしくは軍令部が行う」。

「統帥権は天皇にあり、内閣総理大臣は天皇の統帥権のうち、監督に関する権限を委任されて代行する。従って、内閣総理大臣は国防軍を指揮監督する際には必ず天皇の御名に於いて行う。実際の指揮監督や国防軍の運用に当たっては、自衛隊法に代わる法律を制定する」。

「元首の本質は最高権力を有することにあるのではなく、国家の人格を全一として表現する自主的表現人格たる点にある。『裁可』『任命』『認証』などの諸権能により、一定の国家行為に権威を付与する『元首としての政治的機能』を有する」。

              〇

憲法に関する小生の考えの一端を記す。

『現行占領憲法』は最も大切な『大日本帝國憲法』の第一条から第三条に成文化された國體条項を抹消した。さらに、『占領憲法』は、『大日本帝國憲法』には無かった西洋国家観に基づく「國民主権論」を明示した上「天皇の神聖性」の規定を削除した。

ゆえに、『現行占領憲法』は、『大日本帝國憲法』の改正限界を大きく超えて國體の基本を隠蔽してしまったのである。その上、日本の國體に全く合致しない西洋の悪しき普遍主義に毒されている。

『現行占領憲法』に貫かれている國家を権力支配組織とする西洋法思想は、日本の國柄とは相容れない。なぜなら日本國は権力國家(統治権力組織)でも利益國家でもなく天皇を祭祀主と仰ぐ祭祀國家であるからである。

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