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2012年10月26日 (金)

「描き継ぐ日本美ー円山派の伝統と美」展拝観及び皇居東御苑

今日拝観した「描き継ぐ日本美ー円山派の伝統と美」展は、円山応挙(享保18- 寛政7)と円山派の流れを辿った展覧会である。円山応挙は、江戸中期の画家。丹波の農家の出身で、上京し狩野派系の石田幽汀に学ぶ。伝統的な情趣や装飾性も備えた平明な写生画風を確立し、京都画壇の中核となった。門人も多く、その門流は江戸後期京都画壇の最大流派を形成する。明治以後の日本画家の多くは、応挙の流れを汲むと言っていいだろう。大本教の出口王仁三郎は応挙の家系の人という。

「海辺図」(円山応挙)、「桜雉子図」(川端玉章)、「嵐山春景・淀川夏景・宇治秋景」(野村文拳)、「義士隠栖」(山元春拳)などを観る。特に「義士隠栖」の雪景色は見事であった。日本画の美しさを堪能した。日本画に描かれた自然美、山川草木・花鳥風月の美しさはやはり素晴らしい。日本人の自然を愛する心が凝縮されているようである。

そして東御苑を散策させていただいた。「二の丸雑木林」を歩き、しばしくつろぐ。この雑木林は、昭和天皇の御発意によって昭和五八年から六〇年にかけて造成された。この林の中を歩くと、昭和天皇の仁慈の大御心に包まれているような心地になる。有難き限りである。

写真は、皇居東御苑の風景です

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