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2012年9月30日 (日)

日本が今日の国難を乗り切るためには、核武装は不可欠である

元航空幕僚長の田母神俊雄氏の『自衛隊風雲録』という著書を読んだ。次のような重大なことが書かれていた。

平成二十年八月、田母神氏が訪米して当時の米空軍参謀総長シュワルツ大将と会談した時、田母神氏が、「日中間に尖閣を巡って紛争が起きたら、アメリカは本気で日本を支援するか」と訊いたら、シュワルツ大将は「イエス」と答えた。田母神氏はさらに踏み込んで「その時、中国が『アメリカが日本を支援するならワシントンかどこかアメリカの都市に核ミサイルを撃ち込む』と恫喝して来たらどうなるか」とシュワルツは「そういう事態にならないようにしたい」と答えた。

この事実を記した後、田母神氏は次のように論じている。

「この言葉の本意を端的に説明するなら、日本のどこかの遠い小島が侵略されても、アメリカ本土が核の脅威に晒されるなら、アメリカ軍は出て行かないということである。この事は私が逆の立場であっても当然だと思う。いかなる同盟国であろうとも、他国の小さな島の紛争で、自国が核の脅威に晒されたり、自国の兵士が血を流すことを避けたいと考えるのは、軍のトップとして常識だ。」「シュワルツ大将の本音に従うならば、日本は本気で核兵器を持つことを追求しなければならないということになる。核兵器を持って、日本自身が『やるんだったら、やってみろ』という態勢を取らない限り、国の安全は守れない」。

さらに田母神氏は次のように論じている。

「『核を持てば日本は破滅の道を辿る!』と主張する人間は、反日的思想の持ち主か、知らずにそういう思想に毒されてしまった人たちだ。それが証拠にそういう人たちは、中国の核批判を声高にすることは決してしない。」「核を保有しない国はギリギリのところで、核保有国の意思に従属させられてしまう。従って私は、日本も核兵器を持つことを本気で追及すべきだと考えている」。

実際に国家防衛にたずさわっていた人の主張であるので説得力がある。「自主防衛体制確立」「対米自立」「共産支那の日本及びアジア侵略策謀の粉砕」のためは、核武装は不可欠だと思っていた私の考えは間違ってはいなかったと実感した。「外交は華麗に礼装した軍事である」「天は自ら助けるものを助ける」という言葉がある通り、日本が今日の国難を乗り切るためには、核武装は不可欠である。

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