« 千駄木庵日乗九月二十七日 | トップページ | 千駄木庵日乗九月二十八日 »

2012年9月28日 (金)

安倍晋三氏に切に望む

安倍晋三氏は、「戦後レジームからの脱却」を主張している。レジームとは体制の事だ。七〇年代、活発に展開された民族派学生運動の中心スローガンは、「戦後体制打倒」「ヤルタポツダム体制打倒」であった。安倍氏のブレーンには、民族派学生運動で活躍した人たちがいる。私は、安倍晋三氏は今の自民党政治家の中では最もまともなそして期待すべき政治家であると思う。

「真正保守」という言葉がある。本物の保守という意味であろう。偽物の保守とは現状維持・戦後体制維持勢力だ。真正保守とは一言で言えば「國體護持」である。それはあるべき日本の眞姿の回復と言い換えてもいい。そしてその日本の眞姿の回復はそのまま現状の革新なのである。「維新とは復古即革新である」と言われる所以である。「復古」の「古」とは時間的過去のことではない。日本のあるべき姿、天皇国日本の眞姿の事である。

今日、日本國體・日本の眞姿を隠蔽しているのが「戦後レジーム」「戦後体制」である。「戦後体制打倒」「戦後レジームからの脱却」とは、つまりは「維新」という事だ。

わが國は悠遠の歴史を有している。三千年に及ぶ歴史を貫いて来たわが日本の傳統精神、民族の精神的核に立ち返って、現状を正しく観察し、変革の方途を見出す精神が維新である。

我が國は過去において何回か國家的危機に際會し、見事に乗り越えて来た。外圧によって國家の独立が危殆に瀕した時、強烈な民族精神・尊皇精神が勃興し、変革を断行し、危機を打開して来た。

大化改新は唐新羅連合軍侵攻の危機があった時に行はれた。元寇=蒙古襲来の時、日本國民は愛國心を燃え立たせ神國意識を強固なものとした。それは建武中興へとつながった。明治維新は欧米列強による侵略の危機があった時に行はれた。

今日においてもわが國の本来の姿に回帰することによって、危機を乗り越えていかねばならない。必ず乗り越えることができると確信する。

民族の歴史と傳統の精神を基本原理とする日本の革新即ち維新は、それを志す者が、自らの精神と行動に、憧憬すべき時代の先人たちと同じ決意と歓喜と行動の源泉を甦らしめることによって實現する。

わが日本國民が護るべき最高のものは傳統精神であり、変えるべきものは国家民族の真姿を隠蔽する全ての事象である。

安倍晋三氏は、かかる維新の精神を継承している政治家であると期待する。もう一人真正保守の政治家、維新を目指す政治家がいる。平沼赳夫氏である。私は、安倍氏は平沼氏にも大いに協力を求めるべきと思う。

自民党左派、民主党左派・朝日新聞をはじめとする偏向メディアなどの国内の亡国勢力、そして国外の反日勢力が、安倍氏に対して総攻撃を開始するであろう。これに打ち勝って自ら信ずる道を正々堂々ぶれずに突き進んでいってもらいたい。

安倍氏の郷土・長州の大先輩である吉田松陰先生はまさに維新の精神を生き、維新のために命を捧げ、そして維新実現の原動力になった方である。私は、安倍晋三氏に、吉田松蔭先生の精神を継承して祖国の再生のために獅子奮迅の戦いをしてもらいたいと切に望む。

|

« 千駄木庵日乗九月二十七日 | トップページ | 千駄木庵日乗九月二十八日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/55760440

この記事へのトラックバック一覧です: 安倍晋三氏に切に望む:

« 千駄木庵日乗九月二十七日 | トップページ | 千駄木庵日乗九月二十八日 »