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2012年8月15日 (水)

この頃詠みし歌

炎天下ベランダに出て拭き掃除 汗はだくだく心は晴れる

猛暑来て汗拭き出づる拭き掃除

真夏日がじりじりと照らす下にして老夫婦が歩む姿が見ゆる

健やかに生きゐるわれを寿ぎて仰ぎ見るかな夏の半月

手を振りて去り行く若き友どちの幸せ祈る夏の真昼間

三井ビル三信ビルも姿消し昭和も遠くなりにけるかな

人間は仮面をつけて生きゐるとあらためて思ふ能楽を見て(東京大薪能)

高層のビルそそり立つ下にして能の舞台は華やけきかな()

工事の音かまびすしくも響き来て母と二人の朝餉を邪魔す

地を掘りてやがてマンションが建たむとす 千駄木の街は変はり行くなり

怠惰とか疲れとかいふものと闘ひて自らの命強く生き行かむ

八月の青空仰ぎ平和なる日の本の国を祈りゐるなり

年老いし白猫が薄目を開けにつつわが姿をば見つめて動かず

塀の上に老いたる猫が乗りてゐる人を恐れる気配も無くて

髪の毛は黒々として禿げもせず常若の人生を歩み行くかな

常若などと思ひてをれど老眼鏡拭へば老いを感ぜざるべからず

電車内で書を讀みをれば小さき字かすみて見えぬことに苛立つ

老眼鏡かけねば活字が見えにくくなりにけるかな何時からともなく

スカイツリーの横に浮かべる満月を遠く眺めてゐにしへを恋ふ

萬葉の月を詠みし歌にわが心安らぎにけり満月の夜

夏の夕べ空に浮かべる横雲は日に照らされて束の間の光り

蝉が鳴く朝(あした)の森は緑濃し 今年の夏も過ぎて行くなり

パール博士の石碑の写し絵目に浮かぶ靖國の宮より帰り来し後

楼上に友ら集ひて宴するこの夏の夜は楽しかりけり(富岡八幡本祭り直会・納涼一献会)

高らかにわが歌声は響きたり夏の夜空の下の宴で()

夏の夜空広がれる下 朗々とわが歌声は響きわたれり()

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