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2012年7月20日 (金)

支那から輸入された文化は日本においてより高度なものとなった

 日本は支那大陸から大きな影響を受けた。しかし、今日余りにそのことを強調したり、そのことによって支那大陸に負い目に感じたりすると、中華帝国主義国家=支那共産政権の思う壺である。日本に対して益々属國以下の冊封地として対応し、内政干渉や不当不法な領土要求をしてくる。

 支那から輸入した思想・宗教・文學・美術・建築・政治制度・法制度等々支那の文化文物は、日本においてより洗練され、高度なものとなった。

 つまり日本が支那の影響を受けたといってもそれは猿まねをしたのでもなければ、日本が支那文化圏に組み込まれたのでもないのである。支那から文化文明を取り入れ、日本独自の創意を発揮し、支那を超えてしまったのだ。

日本には東大寺・薬師寺・法隆寺といった空前絶後の偉大なる寺院建築やそこに安置されている仏像などの仏教美術が、今日も厳然として存在している。また儒教即ち孔孟の教え及び仏教信仰思想もより一層高められ深められた形で傳承されてきている。ところが支那においては儒教道徳も仏教も衰微している。美術や建築も然りだ。

唐詩などの支那文學・儒教などの支那思想の研究は、日本の方が本家本元の支那よりも深く進んだ研究を行っている。支那には「諸橋大漢和」を凌駕する漢字に関する辞典すら無い。

 蓮田善明氏は「儒・道教、或は仏教が日本に入って来て、直接に日本の神に會って、どのやうに高いものに達し得たか、どのやうに大きな光に現に透されたかを見る必要がある。…神ながらのまさ道を、まことに無窮の隆昌を保有してきた事実を知る必要がある。日本文化が異文化を包合することによって高まったとなすが如き思想は正しくない」(『神韻の文學』)と論じている。

 

日本は、支那などの外國の文化文明を受容したが、それによって日本文化文明が高められたのではなく、日本に本来的に高い文化感覚があったからこそ、支那など外國から来た文化文明をより高度なものより深いものに発展せしめたのである。

日本は、中華帝國主義國家・共産主義独裁政権と無原則な「友好親善」関係を結んではならない。況や、屈辱外交・土下座外交を行うべきではない。

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