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2012年5月 5日 (土)

『新しい憲法をつくる国民大会』における登壇者の発言

『第四三回・新しい憲法をつくる国民大会』における登壇者の発言。

清原淳平新しい憲法をつくる国民会議会長「現行憲法には改正すべき点が多々ある。形式的にもおかしい。法律用語の誤りが二十八か所ある。当国民会議の『日本憲法第三次案』では、『①天皇は、日本国の元首である。②天皇は、対外的に日本国及び日本国民を代表するとともに、日本国の伝統、文化、及び国民統合の象徴である』『皇位の継承に際しては元号を定める』とした。また、天皇の『国事行為』は、内閣の助言を受けることとし承認は外した。『天皇の準国事行為』を定めた。私的行為には国の予算は使えない。権利と義務は楯の両面。『義務』という言葉はお上から押し付けられるというイメージを持つ。個人が積極的に働きかける心を込めて『責務』という言葉にした。当国民会議は一院制を主張した最初の団体。」

高乗正臣平成国際大学教授「当国民会議の『第三次案』は国柄を明確に規定している。自分の手で憲法をつくることを明示。一院制と憲法裁判所を明示。国家緊急権と自衛権を明示。独立、自存、家族尊重、地球環境保全を格調高く明示。公益を重視しないかぎり現代国家は発展しない。わが国柄の本質に立脚し、いかなる憲法が必要であるかを静かに考えるべし。その意味で、『第三次憲法案』は高く評価できる」。

桜内文城参院議員「現行憲法は国際法上有効性を問われる。『前文』は詫び証文。我が国を取り巻く対外環境は『前文』に書かれているような状況ではない。統治システムの在り方を見直すべし。『人権』という言葉が独り歩きしている。誤った『人権』を主張する人がいる。『人権』とは国家からの自由権。自由を守るために国家を縛るのが人権。受託者責任を政府が負う。憲法改正手続きを簡略化すべし。政党交付金がどう使われているか分からない。政党が解散するとその金が何処へ行ったか分からない。『首相公選制』『道州制』を取り入れ、国防軍を設置し、集団的自衛権を含めて自衛権を明記する。竹島が占拠されているのに自衛権を行使しないのでは意味がない。自主・自衛の国家をつくるのが我々の使命」。

中川雅治参院議員「昭和二十年九月二日から昭和二十七年四月二十八日まで占領軍の統治下にあった。現憲法は『一国平和主義』『行き過ぎた個人主義』など様々な問題がある。国際環境、時代の要請にこたえていない。昨年十月衆参両院に憲法審査会が設置された。現憲法の『前文』は他力本願。自民党の『新憲法草案』には、天皇を『日本国の元首』と規定、国旗・国歌への尊重義務を設け、九条に総理大臣を最高指揮官とする『国防軍』を持つと明記し、家族尊重の規定を入れた。『一院制は政府がやりたい放題になる。チェック機能が必要』という意見が参議院には多い。国家緊急権に関する規定を設けた」。

中津川博郷衆院議員「保守が政党を超えて一つになり憲法を改正すべし。主権が無かった時、主権の発動たる憲法制定が出来るのか。現憲法の『前文』には異様さを感じる。北朝鮮や中国に『公正と信義』があるのか。信頼できるわけがない。恥ずかしい文言。『前文』には日本らしさを前面に出すべし。皇紀二六七二年の歴史・伝統・文化・倫理観を『前文』に書くべきだ。また自然と調和して暮らす心、家庭を整え、国を大切にする心、『十七条憲法』の精神を『前文』に書くべし。現憲法を『平和憲法』と言うのは全く嘘。『九条の会』は時代遅れ。トンチンカン。北朝鮮の拉致問題を誘発した考え。護憲を唱える政党は拉致をでっち上げと言った。拉致はテロだ。日本はテロに遭ったのである。口先だけで平和を唱える政党が日本を危険にさらす。田中美知太郎は『憲法に平和と書けば平和になると言うのは、台風は来るなと憲法に書けば台風が来ないと言うのと同じ』と言った。日本は軍を持つべし。國という字は、口は国民、一は国土、戈は軍事力、囗は国境。軍事力は平和を守るもの。現行憲法には非常事態規定がない。東日本大震災では、台湾から二五〇憶円の義捐金が来た。アメリカは二〇〇億円。中国は三億、韓国は一億。台湾は親日国家。平時に非常時に備えるのが政治。私のような考えの議員は、民主党内の百人はいる。しかし、執行部には入れない」。

下村博文衆院議員「ほぼ対等な二院制は日本とアメリカのみ。決められない政治はシステムに問題あり。民主党政権が倒れても、自民党が確実に政権に復帰するとは言えない。ねじれ現象は簡単には解消できない。一年ごとに首相が交代し、法案も通らない。日本はますます衰退する。私と中津川氏は考え方が同じなのに別の政党。議員数を三割削減し、中大選挙区制にして、多様性のある議会にして政界再編する。そうすれば一院制でも全体主義にはならない。『天皇は元首』と憲法に明記すべし。三・一一以後、国民意識が醸成された。緊急事態規定を加憲する。これ一点を以て改憲する。三分の二条項も変えて二分の一にする。その上で、本当の独立国家として自分の憲法をつくる」。

平沢勝栄衆院議員「私が岡山県警本部長の時、国際連合平和維持活動(PKO)の一環として、カンボジアへ派遣された高田晴行・岡山県警警部補がポルポト派に殺された。彼らは何の武器も装備も持たずに配置された。オランダ軍に守ってもらっていた。ポルポト派が襲ってきたらオランダ軍は逃げた。襲われた高田警部補は炎天下、一時間放置されたため死亡した。高田君は憲法が障害になって防弾チョッキを着て行けなかった。中国の李鵬は、『日本は家族を思う心、地域を思う心、国を思う心が無くなっているので、二十年経ったら日本という国は亡くなっている』と言った。緊急事態になったら国民の私権制限があるのは当たり前。菅のようなトンチンカンが人災を拡大した。そのことを検証して責任を追及すべし。国歌国旗に反対する連中は、『国家があるから戦争が起こる。国家は無い方が良い』と言う。国家が無くなったら世界は一つになり平和になるのか。ソ連が崩壊したら多くの国が出来た」。

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