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2012年5月28日 (月)

「禁煙ファシズム」について

数日前、ある大学の学長が「禁煙ファシズム」という言葉を使っていた。私はこれまで迂闊なことに「禁煙ファシズム」という言葉があるのを全く知らなかった。ずいぶん前から使われているようである。

私は、戦後民主主義・自由主義というのはあまり好きではない。というよりも、批判的立場である。しかし、ファシズム・全体主義・独裁政治というのも大嫌いである。だから北朝鮮・共産支那を敵性国家として批判しているのである。

「禁煙ファシズム」というのは、煙草を吸うことを罪悪と断定し、自分のみならず、他人の喫煙をも規制する動きのことのようである。確かに煙草は健康に良くない。特に心臓病やがんの原因になるそうだ。しかし、百害あって一利なしかというとそうは言えない。精神安定・気分転換の役に立つ。私は一日十本くらい吸う。原稿を書いている時に煙草を吸うと気分転換になるし、精神が落ち着き、新たなる発想が生まれる。だが吸い過ぎないように注意している。

昔は、専売公社のテレビのコマーシャルや新聞雑誌の広告の謳い文句に「タバコは動くアクセサリー」というのがあった。これが評判になり煙草の売り上げが上がったという話を聞いたことがある。

また、衛星放送やCATVなどで放送される昔の映画では登場人物が煙草を吸うシーンが沢山ある。今はあまりそういうシーンは無くなったし、たばこ産業のコマーシャルも無くなった。それどころか、自分のところが売っている商品に「喫煙は脳卒中の危険性を高めます」「ニコチンにより喫煙への依存が生じます」などという「宣伝文句」()を書いている。

最近は、喫煙空間が非常に少なくなり、愛煙家は大変不自由な思いをしている。喫煙所という所に人が集まって煙草を吸っている姿を見ると、何となく気の毒に思う。勿論、私もその一人なのだが…。

最近の大阪市長の「入れ墨」に関する発言、福岡県知事の、県職員並びに警察官に対する一か月間自宅外禁酒令に違和感を覚えるのと同様に、「喫煙即ち悪」という風潮にも違和感を覚える。福岡県知事さんは福岡県の民謡『黒田節』は「酒は飲め飲め 飲むならば 日の本一のこの槍を 飲みとるほど飲むならば これぞまことの黒田武士」という歌詞であることを忘れてほしくない。

飲酒・喫煙がそんなに悪いのなら、法律で禁止すればいいのである。何にしても、飲みすぎは良くないし、他人に迷惑をかけるのは良くない。しかしそれと同様に、ファッシズムもやはり良くないのである。

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