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2012年4月13日 (金)

『竹内栖鳳と京都画壇展』参観と江戸川公園散策

今日参観した『竹内栖鳳と京都画壇展』は、「皇都千年の歴史を誇る京都は、日本文化を代表する都。美術の面においても水墨画、大和絵、また狩野派、琳派、円山・四条派など日本の絵画のさまざまな様式を生み出してきました。明治、大正、昭和とつづく近代日本画壇においても、京都は、東京とともに重要な拠点となっています。なかでも竹内栖鳳は、東の大観、西の栖鳳と称された、京都画壇の巨星です。はじめ四条派を学びながら、やがて流派にとらわれず西洋画法までも摂取して、新しい日本画の創造にとりくみました。その画技の確かさが高く評価され、昭和12年(1937)には、横山大観らとともに第一回文化勲章を受賞。今回の展示では、栖鳳をはじめ、上村松園、土田麦僊、小野竹喬といった栖鳳の門下から輩出された俊英たち、さらには当時栖鳳の好敵手と認められていた山元春挙など、近代日本画壇の一大勢力である京都画壇に焦点を定めた、精鋭たちの美世界をご堪能いただきます。」との趣旨で開催された。

竹内栖鳳の「鮮魚」「猛虎」「古城枩翠」をはじめ上村松園の「塩汲ノ図」、土田麦僊の「都踊りの宵」、堂本印象の「清泉」、木島桜谷の「嵐晴」などの作品を観る。各作家の「十二ケ月図」という色紙も展示されていた。日本画の美しさをあらためて実感した。日本の美しい風物、日本女性の美しい姿をさらに美しく描いているという感じてあった。竹内栖鳳の描く絵は写実であって単なる写実ではない。見飽きない美しさがある。上村松園は竹内栖鳳の弟子筋にあたるというが、この人の美人画は他の追随を許さない。野間記念館は、講談社の講談社野間記念館は、講談社創業90周年事業の一環として 20004月に設立されました。野間記念館は、講談社の創業者・野間清治氏が、収集した美術品を主体とする「野間コレクション」や、明治から平成にわたり蓄積されてきた「出版文化資料」などが収蔵されている。私設文部省と言われた講談社そしてその創業者の野間清二氏の「力」が大きなものであったかを示す美術館である。

この後、江戸川公園を散策。水神社参拝。創建の年代は不明。祭神は、速秋津彦命、速秋津姫命、応神天皇。「江戸砂子」には「上水開けてより関口水門の守護神なり」とあるという。江戸時代、このあたりは田園地帯で清らかな神田上水が流れていた。早稲田という地名があるくらいだから田園地帯だったのであろう。

神田川(昔は江戸川と呼ばれていた)に沿って歩く。今から四十年ほど前まで不忍通りを江戸川橋行きの都電が走っていた。この公園は神田川の北側の河岸に位置している。江戸時代にはこの辺りに神田上水の堰があったという。桜は、昨日の風雨で大分散っていたが、神田川を桜の花びらが流れていく姿に風情が感じられた。

神田川を流れる桜の花びら。何とも美しい眺めであった

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桜の花びらを浮かべて流れる神田川

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関口芭蕉庵(芭蕉がここに住んでいたという)

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神田川(旧名江戸川)

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水神社(すいじんじゃと読むという)

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野間記念館の枝垂れ桜

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