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2012年4月12日 (木)

この頃詠みし歌

頭上より鳥の鳴き声聞こえ来て見上げれば春の空うららなり

春来たりそよ風の吹く神宮にあまたの人ら参り来にけり(明治神宮参拝)

限りなく晴れわたりたる春の空 大日輪が輝きてゐる()

晴れわたる天を仰ぎて 大君の御製口ずさむ神宮の森()

春嵐吹き荒ぶ中 墓前祭(金玉均先生墓前祭)

友どちと語り合ふ時に春の雷(同)

無残なる死を遂げし人の墓所(かはどころ)春の嵐が吹付けるなり()

み祭りが終はると同時に強き雨降り来たりける不可思議さかな()

おだやかに一日(ひとひ)過ごせし夜にして一人静かに煙草くゆらす

朝光(あさかげ)に照らされてゐる街眺め今日の一日(ひとひ)が始まらむとす

光明の照り輝ける朝にしてスカイツリーもくっきりと見ゆ

春嵐吹き荒ぶ夜は家に籠り原稿を書く楽しさにをり

風に吹かれ街歩み行く肥満体 しっかりとした足取りで行け

広らけき東御苑に春来たり 桜の花が咲き初めにけり

嵐去り春となりたる東御苑 民草われは一人し歩む

日の本の麗しき伝統を伝へたまふ 皇后さまの養蚕の御業(「皇后陛下喜寿記念特別展・紅葉山(もみじやま)御養蚕所と正倉院裂(ぎれ)復元のその後」展拝観)

(くれなゐ)の色美しき織物を仰ぎて嬉しき晴れし春の日()

皇后様の養ひたまひし繭の玉 宝石の如く輝きてゐる()

胃を病むと嘆きゐる友の傍らに座しつつ長き縁(えにし)を思ふ

友も我も還暦を過ぎて様々な悩みはあれど生き行かむかな

葬儀屋より贈りくれたる葬式の写真を見つつ悲しみ新た

百合の花開き切りたるその姿美しきかも父の仏壇

百合の花の美しき白 父上の遺影の前に置きて祈れり

遠く見ゆる諏訪台の桜咲き初めていよいよ日本に春は来にけり

日暮里の駅に降り立ち満開の桜並木を歩みてぞ行く

谷中大仏 慈悲の尊顔仰ぎては 今此處このまま極楽浄土

命あることのうれしさ桜花咲き満ちてゐる園を歩めば

宇宙人がイランに行きては余計なこと話して世の中を騒がせにけり

友愛といふ甘き言葉を唱へては混乱を起こす愚かなる人

国難の時にはあれど春四月 桜花咲き満つる東京の町

春の夜空渡り行く気球一つ怪しく光り宇宙船のごとし

桜花咲き満ちてゐる町を歩み春の盛りを楽しみにけり

久方の空晴れわたる下にして桜花爛漫 春はめでたし

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