« 千駄木庵日乗三月一日 | トップページ | 千駄木庵日乗三月二日 »

2012年3月 2日 (金)

日本國體は万邦無比である

私は、世界各地の神話のことはよく知らない。しかし『創世記』は読んだので、ユダヤ教・キリスト教の神話はある程度知っている。創造の神は、天地と人間そして天地の万物を創造したとされる。神と人間と自然は隔絶した関係にある。神は国家を創造しない。国家は人間が作るものである。また、人間は自分の都合の良いように自然を支配し造りかえる事が許される。

日本神話においては、神は、人と国土そして生きとし生けるものをお生みになるのである。「造る」のと「生む」のとでは文字通り天地の開きがある。太古の日本人は、神と人と国土は本来分かち難く一体であると信じた。

日本神話は、伊耶那岐命と伊耶那岐命との「むすび」よって大八洲即ち日本国土と、統治者即ち天照大御神と、国民即ち八百万の神々をお生みになった。これが「国生み神話」である。

日本神話においては君主・国土・国民は神において一体なのである。しかもこの神話の精神が、今日唯今に至るまで継承されてきている。日本は、天皇を祭祀主と仰ぐ信仰共同体国家である。わが国の國體が万邦無比と言われる所以である。

日本国の君主であらせられる天皇は、権力・武力を以て国土と国民を支配されるのではなく、神々の祭祀主としての神聖権威によって日本国を統合され統治されている。そして、全国各地に神を祀る神社があり、祭祀が行われている。「日本は天皇を祭祀主と仰ぐ神の国」なのである。

|

« 千駄木庵日乗三月一日 | トップページ | 千駄木庵日乗三月二日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/54118604

この記事へのトラックバック一覧です: 日本國體は万邦無比である:

« 千駄木庵日乗三月一日 | トップページ | 千駄木庵日乗三月二日 »