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2012年3月25日 (日)

中井洽に出した要望書

以前、木村三浩一水会代表と共に、中井洽に出した文書を掲載する。元警部補の行動に敬意を表する。

             ◎

謹啓

十一月二十九日に、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、参議院本会議場で行われた「議会開設百二十年記念式典」において、貴下は、天皇、皇后両陛下のご来臨を起立して待っておられた秋篠宮同妃両殿下に対し奉り「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」と野次を飛ばした。

このことは、桜内文城参議院議員が「ブログ」で、「ある民主党ベテラン議員は、秋篠宮殿下御夫妻が入場された後、天皇皇后両陛下の御入場をお待ちになる間、ずっと起立されていた(当初の式次第では着席されることとなっていた)のに対して、『早く座れよ。こっちも座れないじゃないか。』と野次を飛ばす始末。想像を絶するようなことが起こっていたのが実情です。」と書いたことによって判明した。桜内氏のみではなく、周囲にいた議員たちも貴下がそのような発言をしたことを認めている。

貴下は、十一月一日、報道陣に「野次ではない。(式典の)行程表にはお座りになると書いてあり、一同着席となっている。どうしたんだろう、宮様に伝えていないのかね、ということを(周囲の議員に)申し上げた」と釈明した。

しかし、秋篠宮・同妃両殿下が、両陛下をお迎えするために起立されていたのだから、臣下たる者黙って起立していればいいのである。ぐずぐず文句を言うこと自体、不敬千万である。断じて許されない。

また、貴下の「尊皇精神」「皇室への敬いの心」を云々する以前に、私語を慎まなければならない場で、私語を発すること自体許されない。人間・政治家としての常識が欠けている。

さらに「議会開設百二十年記念式典」において貴下は何と、天皇陛下が御着席になるや否や早々に着席した。その時、皇后陛下も秋篠宮同妃両殿下も御起立されたままであった。貴下は、皇后陛下が未だ御着席になっていないのを見て、再び立ち上がった。

貴下は、法務大臣・国家公安委員長を歴任し、長い間衆議院議員を務めてきた政治家である。貴下の言動は、いかに日本の政治家と称する者共の質が低下しているかを証明するものである。否、質の低下などという言葉で片付けられない。貴下は、日本国の君主であらせられる天皇陛下に対する尊崇の念・かしこみの心・皇室を敬う心が希薄なのだ。否、ないと言った方がいい。貴下は文字通り不逞の輩である。

菅直人総理は、「昭和天皇退位論者」であり、「国歌君が代斉唱」を拒否した。小沢一郎元代表は、畏れ多くも「皇室は騎馬民族の子孫だ。御陵を暴けばそれがわかる」「天皇は政府の言いなりになれ」などと言った。

今回の貴下の悪質さは、秋篠宮同妃両殿下の御前での言動であり、天皇皇后両陛下がご臨席あそばされる直前での言動であることである。

民主党政権の中枢に、菅・小沢両氏そして貴下のように尊皇精神・皇室への尊敬の念が欠けるばかりでなく、天皇の尊厳性を冒瀆し、天皇を祭祀主と仰ぐ日本國體を破壊するような人物いることは許し難い。

尊皇精神は日本の道義精神の根幹である。尊皇精神の薄い人ほど道義観念も薄い。貴下はその典型である。貴下は、これまで、道義的に政治家失格と思われる所業を行ったと指摘されている。国家公安委員長という重責にありながら、SPを外して三十歳以上年の離れた銀座のホステスと連日のようにデートを重ねただけでなく、そのホステスは、議員宿舎のカードキーを使ってたびたび赤坂議員宿舎に入っていた。さらに言えば、妻が自殺した人物が政治家を続けていること自体が常軌を逸しているのだ。  

日本國存立の基礎は、神聖君主・天皇の御存在である。日本民族が天皇及び皇室を尊崇する精神を喪失し、天皇の神聖性・尊厳性が冒される時、日本國は崩壊の危機に瀕する。皇室の危機はとりもなおさず真の國家の危機である。

尊皇精神・勤皇精神が希薄になればなるほど、日本國民の道義心・倫理感が希薄になる。なぜなら、天皇は、日本國民の道義感・倫理感の鏡であるからである。皇室への尊崇の念の希薄化と今日の日本國民の道義心の低下とは相関関係にあると考える。日本はまさに危機的状態に陥っている。日本民族が尊皇精神を喪失した時、日本國は崩壊の危機に瀕する。

天皇及び皇室の尊厳性を冒瀆した貴下の罪は重大であり、断じて許し難い。速やかに、衆議院議員を辞職することを強く要請する。

                   謹白

平成二十二年十二月六日

四宮政治文化研究所代表 四宮正貴

一水会代表 木村三浩

中井洽殿

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