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2012年2月 4日 (土)

『皇室典範』について・その二

『朝日新聞』によると、野田政権は女性宮家創設を検討するための有識者へのヒアリングを報道各社に公開することを決めたという。二月下旬から今年夏ごろまで実施し、皇室典範改正の素案をまとめる方針だという。内閣官房参与に起用した園部逸夫・元最高裁判事を中心にヒアリング対象者の選考を進めているという。首相官邸で月一、二回、女性宮家創設の是非や女性宮家の範囲について、内閣官房副長官や内閣官房の皇室典範改正準備室の職員らが意見を聞き取り、それをもとに素案をつくって国民から広く意見を募るという。


『皇室典範』の改定を、「有識者」なるものの意見に基づいて決定するということだ。とんでもないことである。

『皇室典範改正問題』は、天皇國日本というかけがえのない信仰共同體・祭祀國家の根幹に関わる重大問題である。皇位繼承とは、神代以来の道統を繼承する天皇の御位に関することである。他國の王位繼承・元首の選び方・権力者交代システムとは全くその本質を異にする。皇位継承など皇室に関わる重大事は、神代以来のわが國の傳統を遵守しなければならない。天皇は、神代以来の傳統の継承者・體現者であらせられる。

皇位継承・天皇の即位は、天孫降臨の繰り返しである。日本においては、「神話」は今も生きている。皇位継承の際に執行される「即位の大典」と「大嘗祭」は、天孫降臨といふ元初の事實の繰り返しであり、御歴代の天皇が天照大神の御神霊と一體になられる「みまつり」であり、天皇の神としての御資格の再生であり復活の「みまつり」である。

かかる神聖なる「皇位継承」の事柄について、「有識者」や「国民」の意見を募り改変するなどということがあっていいはずがない。これは國體破壊である。

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