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2012年2月12日 (日)

紀元節に思う

日本という国家には日本の長き歴史の中から生まれてきた立国の精神がある。

 日本国は、日本民族の生活と自然環境・風土の中からの生成して来た。日本民族の生活の基本は稲作である。日本人の主食は米である。

 

稲作に欠かすことのできない自然が太陽であり大地である。その太陽と大地を神として拝んだ。その太陽の神が天照大神である。また大地の神は国津神として祭られた。また稲穂そのものも神の霊が宿っているものとして尊んだ。

 天照大神をはじめとする天津神・国津神および稲穂の霊をお祭りされ、国民の幸福と五穀の豊饒を祈られる祭り主が、「すめらみこと」即ち日本天皇であらせられる。

 そして天照大神は太陽神であられるのみならず、天皇の御祖先神であられる。天照大神は「日本国に沢山稲を実らせなさい」という御命令を与えられてその生みの御子であられる邇邇藝命を地上に天降らせられた。その邇邇藝命の御子孫が神武天皇であらせられる。神武天皇は大和橿原の地に都を開きたまい、初代天皇に御即位あそばされた。その年から数えて今年は二六七二年なのである。

 『教育勅語』に示されている「皇祖皇宗」の「皇祖」とは、天照大神の御事である。「皇宗」とは邇邇藝命及びそのご子孫であられる神武天皇をはじめとする歴代天皇の御事である。日本国家の存立の精神的中核はこのような信仰精神にあり、日本という国家は天皇を祭祀主とする信仰共同体なのである。ゆえに日本国は天皇国といわれるのである。

二月十一日は「建国記念の日」である。正しくは「紀元節」なのである。この日にこそ、我々は正しき国家観を考え、日本国を道義国家として新生せしめねばならない。

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