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2012年1月27日 (金)

外圧と変革

これまでの日本は外圧を排除するために変革を行ない、それが成功し、発展した。大化改新、明治維新はそうした変革であった。大化改新は、白村江の戦いがあっても、唐の文化や制度を取り入れ改革を行い、唐との対等関係を樹立した。明治維新は、攘夷が開国となり、鹿鳴館時代を現出した。それは攘夷のための開国であった。即ち西欧列強の侵略を排除するために、西欧文明を取り入れた。

明治維新の後、日本は西洋科学技術・近代資本主義を取り入れて近代化を遂げた。日清・日露戦争に勝利し、大清帝国・ロシア帝国によるわが国に対する圧迫と属国化の危機を排除した。

日本はアジアにおいて西欧列強の植民地支配下に置かれることなく、独立を維持した。それどころか、アジアにおいて影響力を強め、白色人種の支配と搾取に苦しむ有色人種の希望の星となった。

米英は、そうした日本を抑え込もうとした。そして日本を圧迫してきた。わが日本は、米英から取り入れた近代科学技術によって近代化を遂げたのだが、その科学技術で武装した英米が襲いかかってきたのが、日米戦争であった。そして日本は敗北した。

戦後は、戦時中の「鬼畜米英」が「アメリカ万歳」となり、アメリカの属国となった。変わり身が早い。これが良いことなのか。日本の柔軟性・強靭性なのか。ともかく戦後はアメリカの言いなりになり、事実上の属国になった。

支那・北朝鮮から日本を護るためには、このままアメリカの保護下でやっていくのが無難であり利巧な生き方なのか。米軍基地問題、TPP、貿易摩擦などで、反米感情が燃え上がる可能性もある。

日本がアメリカの隷属下にいるということは、現状のままということだ。しかし、共産支那の隷属下に入るということは、今の日本の繁栄・自由を喪失するということだ。そして何よりも、國體と伝統の破壊に直結する。ただ日本は支那かアメリカかの二者択一しか道がないということはない。日本が主導権を握ればいいのだ。それにはどうするかが一番大切だと思う。

第三の開国などと言われているが、第一の開国たる明治維新も、第二の開国という敗戦も、すべて外圧の結果である。第三の開国も外圧によって行われようとしている。実に以て困難な状況に立ち至っている。日本人の英知と行動力によって、この厄介な状況を正しく克服し、乗り切り、発展していかねばならない。

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