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2012年1月 8日 (日)

アジア共同体は危険である

今日の日本は、「第三の開国」を迫られているという。しかし第一の開国であるという幕末の「開国」は、日本が主体的に開国したのではない。外圧によってやむなく開国したのである。敗戦後に第二の「開国」が行われたと言うが、それは言葉のまやかしだ。屈辱的な戦勝国支配体制に入ったのだ。

アメリカとの関係、支那との関係をどうするか、日本の対米自立は実現可能か、共産支那の我が国に対する圧迫にどう対処すべきか、これが今後の日本にとって極めて重大である。

そうした状況下にあって、「アジア共同体」を構築すべきだという意見がある。「共同体」とは一体どういうことか。その定義、その具体的形を明示しなければならない。EUはキリスト教文化が共通項としてある。だから、トルコはなかなか入ることが出来ない。イスラムへの反感と敵意は大きい。

アジアは、宗教的・政治的・文化的共通項は欧州と比較して極端に少ない。それで共同体が形成できるのか。早い話が、日本をはじめとしたアジア各国が共産支那や北朝鮮と共同体を形成できるとは思えない。台湾と支那、ベトナムと支那、チベットと支那とすら共同体とになっていない。むしろ支那との対立は深い。

日本は「アジア共同体」という発想に立たずとも、アジア各国との経済関係を今より以上に活発化することは出来る。

「共同体」は不可能だ。特に支那と朝鮮を含んだ「共同体」は危険だ。

日本が安心して参加できる「アジア共同体」でなければならない。それには支那は排除すべきである。アジア各国との経済関係を活発化することと「共同体」の形成とは全く異なる。支那大陸や朝鮮半島には深入りせず、経済関係を慎重に保つべきである。これまでの日本による経済協力によって支那は経済発展したが、恩を仇で返す如く経済力・軍事力を誇示して日本に圧迫を加えてきている。とても「共同体」を形成できる関係ではない。

アメリカからの自立と共産支那の排除が必要である。その前提は、戦後体制の打倒である。対米自立・対共産支那の圧迫の排除とは「日本の核武装」だと思う。しかし、それは可能か。アメリカが容認するか。民主党政権だろうと自民党政権だろうと、それが実行できるのか。

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