« 千駄木庵日乗一月八日 | トップページ | 千駄木庵日乗一月九日 »

2012年1月 9日 (月)

明治維新の精神への回帰

戦後日本はアメリカの支配下にあったが、これからもそれでいいはすがない。「吉田ドクトリン」はやむを得ぬ面があったが、これからはそうはいかない。では、具体的に日本はどうすればいいのか。何をすればいいのか。

欧米別けてもアメリカの科学技術による人間生活の進歩と発展を至上命題としてきた戦後日本、もっと言えば近代日本への反省が必要ということ。具体的にどうしたら良いのか。それには、自然の中に神を見る日本伝統信仰に回帰する以外にない。

東日本大震災・津波・原発事故によって、科学技術がいかに人間にとって万能ではなく、また人間を守りきることは出来ず、寧ろ人間に危害を加える危険があることが体験された。これをどうするか。

ただし、アメリカにも大きな精神文明があった。それはキリスト教である。とくに、ウイリアム・ジェイムズの思想、ニューソートという新宗教がアメリカの発展に寄与した。禁欲を説いたカルヴァン主義への反発として一九世紀に生まれた運動で、新しいキリスト教である。原罪を否定し、人間は神の子であることを強調する。フィニアス・クインビーという心理療法家の治療方法が元になっている。ラルフ・ウォルドー・トライン、ウィリアム・ジェームズ、ラルフ・ワルド・エマーソン、ジョセフ・マーフィー、アーネスト・ホームズなどがいた。この思想を日本に持ち来した人が、生長の家の谷口雅春先生である。今日殷賑を極めているいわゆる「成功哲学」や「自己啓発」のルーツの一つとされている

田原総一朗氏は『ブログ』で「TPPはアメリカのアジア戦略である。アメリカがアジアの国々を取り込んで、中国を孤立化させる戦略である。だから日本の交渉参加に、中国は慌てふためいた。中国は、必死になって日本と組もうとしている。日本は今後、大きな選択を迫られることになるだろう」

と論じている。「TPP」に、中国を牽制する意味があるのなら、賛成しなければならない。果たしてどうか。

孫文は、日本に対して「東洋王道路線と西洋覇道路線のどちらを行くか」と呼びかけた。しかし、今日唯今は、アジアにおける最大のそして最悪の覇道国家は共産支那である。この現実にどうやって対処するのか。

アメリカ覇権主義そして共産支那の中華帝國主義さらには北朝鮮の暴虐の渦中にあって、わが日本は、祖国の独立と安全を守るために必死になって戦わなければならない。にもかかわらず、残念ながら、国民の多くは日本の傳統精神、國體精神を忘却し、内部から破壊されつつある。

歴史は繰り返す。日本は、「尊皇攘夷」「神武創業への回帰」という明治維新の理想に回帰すべきである。

|

« 千駄木庵日乗一月八日 | トップページ | 千駄木庵日乗一月九日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/53691299

この記事へのトラックバック一覧です: 明治維新の精神への回帰:

« 千駄木庵日乗一月八日 | トップページ | 千駄木庵日乗一月九日 »