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2011年10月 2日 (日)

『憲法懇話会』における討議内容

本日行われた『憲法懇話会』における討議で印象に残った発言は次の通り。

国家緊急権について

「緊急事態でも合議制では非常時に対応できない。行政権限を集中させるべきだ」「法律に明文があると無いとではスピードが違う」「国家緊急権とは非常事態において憲法の枠を超えた措置を行う場合である。これには法的根拠は存在せず、政治的な問題となる」「非常事態が発生した時は、憲法規定にかかわらず即応できる非常措置を取り得ることは主権国家の不文の原理であり、日本国憲法の場合は公共の福祉に関する規定から発見できる」

三潴憲法学について

「ステイトとネーションの二つに分けて国家を考える」「戦後の憲法論は国家論なき憲法論。『国家は権力機構であり権力は必要悪であから国家も必要悪』というのが戦後の憲法論。国家と国民を対立させ国家を悪、国民を善とみなしている」「有斐閣はマルキストによって編集権が支配されている」「国民共同体・ネーションとしての国家は生命体と見なければならない」「憲法の解釈権と立法論を峻別すべし」「国のために身を捧げるという時の国とは権力機構ではない」

            ○

私は、「『皇室典範』が『現行占領憲法』の下位法であることは絶対におかしい。皇位継承といふ皇室の重大事が権力機構である國會で決められるようになったのは國體隠蔽と言うよりも國體破壊である。皇室の事柄を政府・國會で決めるのは、権力が権威を、俗が聖を、権力國家が信仰共同體國家を、政體が國體を規制する事となる。これは國體破壊である。衆参両院議員の過半数によって、國體の根幹が変更されたり、否定されたり改変されることは絶対にあってはならないことである」と述べた。

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