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2011年10月 1日 (土)

志方俊之帝京大学教授の講演内容・その二

危機は時間によって見えて来るものが違う。五年から十年間の時間軸で考えておくべき脅威は北朝鮮。崩壊・暴発などが考えられる。『ニューズウイーク』は『北朝鮮は軍部の独走が始まる』と報道している。十年から二十年間の時間軸で考えておくべき脅威は中国。中国の一党独裁は峠を越えた。中国が何処へ行くかは中国人さえ分からない。日本は中国がどのような道を歩んでもそれに対処できるようにしておくべし。

扇千景氏が国土交通大臣だった当時に起きた、北朝鮮工作船事件の時、扇大臣は『相手が撃ってきたら撃ち返せ』と指示した。北朝鮮工作船が攻撃をしてきたため、海上保安庁は反撃し、その結果不審船は自爆して海に沈んだ。扇大臣は海底に沈んだ工作船の引き揚げも決定した。この決断によって北朝鮮の工作船だと判明した。また、この工作船の展示には、どこも恐れをなして提供してくれなかったが、この展示に協力してくれたのが、日本財団の曽野綾子氏だった。この二人の女性の決断によって北の工作船の実態が広く国民に知れ渡った。尖閣でも同じようにやればいい。侵犯して来た船は捕えればいい。

北朝鮮は韓国に軍事的に手を出しても、アメリカには手を出さない。『やられたらやり返す』がアングロサクソンの性格。北朝鮮の崩壊が夏なら、二十から三十万の難民が日本に来る。

日本のシーレーンと中国が東へ進出する海洋戦略とはぶつかる。中国が最近建造した空母は、海上自衛隊は一発で沈めることができる。しかし、南へ行ったら危ない。中国は西沙・南沙・中沙を三沙市という行政区域にした。弱いものに強いのが中国。

サイバー戦争に対しては防衛省が対抗部隊を持つべし。国防費はロシアが世界一。他国も右肩上がり。日本のみ右肩下がり。防衛は仕分けや切り詰めはしてはならない。沖縄に米軍がいるのは日本を守るため。沖縄は自衛隊が守る。

日本は核武装を五年でできるが、核兵器を持たないというから世界から尊敬される。核はアメリカにやってもらう。通常兵器のアメリカ依存は解消すべし。通常兵器は今よりも三倍質の高いものを持つべし。核は持てる態勢を取りながら持たない。

『武士道五要件』とは『①武士は、強くなければならない。②武士は、自分から先に刀を抜いてはならない。③武士は、弱きを助けなければならない。④武士は、為したことを恩にきせてはならない⑤武士は、為した後、黙って立ち去らなければならない。しかし、武士の立ち去った後には華の香りが残る』である。『武士』を『自衛隊』に置き換える。日本人は農耕民族だからあくどい事をやらない。やられたらやり返すは良くない」。

           ○

大変に勉強になった。新しく共産支那が建造した空母を自衛隊は一発で撃沈できると聞いて安心した。また、扇千景・曽野綾子両女史の決断と行動に感心した。ただ私は想定外の危機に対処するためには核武装は必要だと考える。

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