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2011年10月19日 (水)

「フォーラム・アメリカ大統領選挙 オバマ大統領・共和党候補はどう戦うか」について報告

本日に行われた『東京財団フォーラム・アメリカ大統領選挙 オバマ大統領・共和党候補はどう戦うか』について報告します。

冒頭、コーディネーターの渡部恒雄氏(東京財団上席研究員)は次のように述べた。「対外積極姿勢・自由貿易が共和党の伝統だったが、今回は内向きになっている。オバマは経済的苦境によるアメリカ社会の不満があり、必ずしも有利ではない。共和党がどういう大統領候補を選ぶのかが問題」。

続いて、ポール・サンダース氏(センター・フォー・ザ・ナショナル・インタレスト常務理事)、ニコラス・グボスデフ氏(海軍ウォー・カレッジ教授)、ジェイ・クー氏(ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院米韓研究所長)が討論を行った。その内容は次の通り。

          ◎

「オバマは支持率が低落。共和党は活性化。健保問題・税制が共和党のオバマ政権への攻撃材料。予備選まで数カ月あるので、その間に情勢が変化する可能性あり」。

「共和党のウィラード・ミット・ロムニーは、大統領候補として残れるかどうかわからない。リック・ペリーは、選挙資金が優位に立っている。ロムニーとオバマの支持の差は僅少。ブッシュ政権の官僚によって構成される二十人以上の諮問チームがロムニーに具体的詳細に外交情報を提供している。

「ロムニーは『国防費支出をGDPの四%を維持する』と表明した。米中経済関係について中国の不正・ごまかしに対して強硬姿勢。中国を『為替操作国と宣言する』と言った。米中貿易戦争に深刻な影響を及ぼす。ロシアに対してはその拡張主義と人権問題に対して確固たる姿勢を示している」。

「ハーマン・ケイン氏は、『イスラムとの対決でアメリカの価値観をはっきりさせる』と言っている。共和党の候補は、同盟国特にイスラエルへの支持を表明」。

「最近のデモ・抗議活動は大統領選挙の票数に関係ない。インパクト無し。共和党はもともとああいう人々からは支持されない。デモに参加した人々は、前の大統領選でオバマを支持した」。

「プーチンがクレムリンに戻ると、米ロ関係も変わって来る」。

「アジア太平洋には日本という素晴らしいパートナーがいる。日本のリーダーは、一年以上は首相を続けてもらいたい。」

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