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2011年9月 1日 (木)

東京大空襲と言問橋

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上の写真は、江戸東京博物館の裏庭に展示されているものである。隅田川にかかっている言問橋の欄干と縁石である。

言問橋には悲惨な歴史が刻まれている。昭和二十年三月十日の「東京大空襲」の一大惨事である。戦火に追われた人々が、両岸の浅草・向島から「向こう岸へ行けば助かる」と信じて言問橋に殺到し、最終的には言問橋の上には、千人近い人々が橋上で折り重なった。米軍機はその上にまた焼夷弾を落とした。およそ二百メートルの橋の上は燃え上がり、橋の上は大火炎に包まれ、見渡す限り焼き殺された人たちで黒焦げの山になったという。

平成四年の橋の改修で、その一部がここに移された。

東京大空襲では十万人以上の婦女子老人を含む無辜の民が焼き殺された。まさに東京大虐殺である。私は、反米主義者ではないが、こうした歴史は忘却してはならないと思う。戦時中言われた「鬼畜米英」という言葉は決して大袈裟な言葉ではなかったし、嘘でもなかったと思うのは筆者一人ではあるまい。犠牲者の御冥福を心より祈るものである。

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